オガール

About Usオガールプロジェクトとは

オガール娘。

2011.03.19

みんなが「我が町・紫波のスポークスマン」

東日本大震災の被災者の皆さん、同じ県内の被災者のみなさんお見舞い申し上げます。
先週12日の予定のブログが一週間遅れとなってしまいました。  

「オガール大縁会」の様子は、既にオガール娘ブログで紹介していますが、私も感じたことをお伝えしておきたいと思います。  

大縁会のプログラムは結構盛りだくさんでした。  

紫波町は、今でこそ市町村合併のあおりを受けて日本一ではなくなりましたが、餅米(ヒメノモチ)の一大産地です。
そのPRを担う出前餅搗き隊「もちモチ王国紫波ひめ隊」が発足したのは平成10年暮れのこと。
全国放送のテレビ出演をしたこともあり、いまでも各方面からお声がかかって出動し、
各イベントの盛り上げと紫波町の餅米の宣伝に一役買っています。  

あっ、それはさておき、大縁会でも冒頭の開会行事で役場の若手が餅搗きを行い、
町民有志の方がすぐにこれを調理し、皆さんに振る舞っていました。
舌鼓が駅前広場に響いていましたよ。  

この日は出前餅搗き隊ではなく、町職員の若手と助っ人のお母さんの「えんどり」で、餅搗き賀行われた

また脱線ですが…。
東京駅ビル内で岩手の食材のイベントを行った際に、
通りかかった若い女性が搗き上がった餅を指さし「これは生で食べられるんですか?」
その場のスタッフ「…?、…、エっ…? 」。
これは極めて稀なエピソードでしょうが、食する機会が少ないとも言えるかもしれません。
あるいは単に、件の女性の知識不足、情報不足かもしれません。  

戻りまして…。
「ギャラリーウオーク」も設けられました。  

事業計画や活動状況の紹介コーナーの各ブースを回って説明を受けたり、意見交換を行ったりするなどの時間帯です。
私は主にサッカー協会のコーナーで、競技場のこと、競技人口や競技システムのこと、
今年のフットボールセンターの予定のこと、県内のサッカー界の状況のことなどを聞く機会を得ました。  

初めて聞く中身に感心したと同時に、県内最先端のフットボールセンターが間もなく町内で供用開始されようとしているのに、
サッカーについての基礎知識の不足している自分に驚きました。
とっても良い機会であったと同時に、自分みたいな人が結構多いのではないか? といった思いもよぎりました。  

競技場の、今年の土日祝日の予定がほぼ満杯で、その週末の予定がどんなになっているか、
そのチーム情報なども有用な情報であり、地元の人間は知っていて、伝えてあげられるようでありたいものです。
基礎知識と、説明力と、情報収集と伝達ツールの必要を感じたひと時でした。  

土日祝日はもちろん、その他の日も応援の方々も多数来られ、町が初めての人もいるでしょう。
この際、町のファンになっていただけるチャンスであり、紫波のことも、より多く知っていただきたいものです。
地元の人間にとっては大きなビジネスッチャンスでもあります。  

大縁会では、この日を起点に一層のオガールプロジェクト情報を発信していこうとの思いが確認されたようでした。
この日参加した人、また発表した人たちは十分承知なのですが、課題は参加できなかった人たち、町から遠い人たちです。
そんな人たちが圧倒的に多いのです。
一人が二人へ、二人が八人へ、さらに…、と広がっていければいいですよね。  

サッカー協会の紹介コーナーでは、日本サッカー協会の記録ビデオも紹介された

町内情報の発信活動、伝達活動を行っている団体に「シャベール」があります。
情報を収集し、研修しながら積極的に活動しています。
しかし、頑張っていますが、決して多くない人数ではおのずと限界があります。 

たとえば紫波の「ヒメノモチ」のこと、会場となった「紫波中央駅」のこと、
中央駅真ん前にある「モニュメント」と「タイムカプセル」のことなど、
「オガールプロジェクト」はもちろん、この日にまつわること一つを取り上げても知って、伝えたいことは膨大です。 

中央駅開業記念モニュメント「ヘリックス」。写真右にはタイムカプセルもある。

現に紫波町に住んでいる私たちそれぞれが、町の様々な良いところや情報を、
多くの皆さんに少しでも伝えていくことといたしましょう。
誇りある我が町・紫波のスポークスマンの役割を、町の人たちみんなが発揮していくことが出来れば最高です。  

そんなことをつらつら思い起こした一日でした。

〔担当;G〕

2011.03.18

女性農業者がもつ力とつながり

町内でも、様々な支援の輪、活動が広がっておりますが
今日お話をお伺いした<産直あぐり志和>の細川栄子さんもそのお一人であります。 

JA女性部、<あぐりちゃや>のメンバーを中心に、被災直後から炊き出しを行い
農家の知り合いを通して、毎日、大船渡市や大槌町などの被災地へおにぎり等を届けているのだそうです。
届け先は、避難所とは認定されていない民家(何軒家で寄り添うように生活を送られている方々のところ)であり
その日届けた人が、現地では何が必要なのかを直接聞き、必要な物資を把握をして支援を行っているといいます。
被災した方々が必要とする物資は、刻一刻と変化しているのが現状であり
必要な物を必要な分だけ届けることが最も大切だと細川さんは話します。 

物資が近くまで行っているのに届かないという現状・・
毛細血管の役割を果たすための燃料が足りていないのならば、人力しかないと判断されている方も現地にはおり
そのために、手押し車(物資を運ぶため)、ポリタンク(水を溜めるため)、長靴、軍手等を必要とされているそうです。
<NPO法人紫波みらい研究所>では、早速それらの準備を進めていました。

支援の方法について検討を行う様子

最後に、<NPO法人紫波みらい研究所>からお預かりした皆様へのお願いです。

ご家庭の廃食用油回収のお願い

お近くにお住まいの皆様、ご協力のほど宜しくお願いいたします。 

〔担当:の〕 

2011.03.17

必要とされる情報

紫波町には、「有線放送」という町内のお知らせ放送があります。 
通常は、JAや町からのお知らせや行事予定など地域に密着し企画された番組が
町内で回線をつないでいるお宅で毎日放送されているのですが
災害発生時には、火災発生場所や熊の出没などの情報が緊急放送されます。 

この度の地震発生時も、産直の炊き出しや営業中の温泉情報、会合の中止のお知らせ等を発信し続けてくれました。
こうした地域に根差した情報を提供してくれるのが「有線放送」であり
産直でお話を伺うと、この情報源に助けられたという方が実際に何名もいらっしゃいました。  

一昨日から、岩手支局のテレビ番組では全国放送を大幅に変更し
避難所にいらっしゃる方々の名簿等が詳細に読み上げられるようになったことで、多数の方の安否が確認できているようです。
これもまた、被災地またはその周辺地域において真に必要とされる情報であると強く感じています。

情報の混乱が起き、その在り方が問われていますが
本当に問われているのは、自分自身の価値観と生き方のような気がしています。

当ブログでは、紫波の情報を真っすぐにお伝えし続けるよう今後も努めてまいりますので
ぜひ皆さんの情報の一部としていただければと思います。

産直に設けられている募金箱

〔担当:の〕  

2011.03.16

クラブハウス引渡し

昨日、岩手県フットボールセンター「クラブハウス」の建物の引渡しが行われ
設計監理業務を担当した株式会社久慈設計から、山本会長はじめ社団法人岩手県サッカー協会の皆様へ
施設の概要説明と、工事施工関係者も同席しながら各部屋の点検作業が実施されました。

関係各社が集まり、建物の引渡しが行われる様子
図面を見ながら各部屋を点検する様子

点検の結果、岩手県サッカー協会様からは合格をいただき
昨年12月に着工となったクラブハウスの工事は無事完了となりました。

 一階ホール中央に設置された「ペチカ」。

ペチカの説明を受けるサッカー協会の皆様

「ペチカ」に柔らかな火が灯るように
復興に向けて、被災地、そして皆さんの心にも明るい光が灯りますように。

〔担当:の〕

2011.03.15

「農」の力、生きた「食」はここにある

連日メディア等で報道されておりますように、被災した各地同様、食料品や生活用品購入のため
店舗前に長蛇の列・・という状態は、被災から2~3日の間、町内でも頻発しておりました。

しかし、「農業のまち紫波町」ならではの復旧、支え合う姿も多く見られています。

震災直後の12日、13日には、各地区の産直や商店を中心に炊き出しが行われ
古館産直隣の<小昼ハウス>ではおこわ200食、<紫波ふる里センター>ではおにぎり等500食を提供、
道の駅レストラン<果里ん亭>では、おにぎり、そば、コロッケが販売されるなど、多くの市民の生きる力となりました。

12日、小昼ハウスの様子

また、昨日今日と、町内で100名以上の組合員を抱える<産直センターあかさわ>と<紫波ふる里センター>
紫波中央駅前の<紫あ波せ本舗>と<なんでも屋おせっかい>へ取材に伺いましたが
4店舗とも昨日から、時間を短縮するなど配慮をしながら、営業が始まっています。

店内には、ハウスで栽培された野菜、根菜、茸、寒干し大根、漬物、果物、ジュースなどが並び
生産者の方が、朝、昼と出荷する・・いつもと変わらない光景がありました。

昨日、産直で販売されていた野菜や果物

お米は通常に比べて需要が高まり、売れ行きは良いといいますが
組合員の方々の家にはストックがあり、電力が回復した現在では、いつでも精米することが可能です。

通常はオススメ品が記載されている掲示板
一等米などの町産米が販売されている
採れたて新鮮なイチゴ

スーパーから、米やパンが消えても
産直には、焼き立てのパン、お菓子、お団子、朝採りの果物が並びます。

焼きたてパンやお菓子

紫波から食材は消えないのです。

こうしたことから、紫波の「農」の底力を感じるとともに、災害時こそ「産直」の需要が高まり
また、日常から「産直」の価値や在り方が見直されるべきだと考えます。

そして、今必要なことは、「必要な物資を必要とされている場所へ届けること」でありますが
それを可能とする燃料(ガソリン)が不足しているために、現実には困難です。

さらに、ガソリン不足で産直までの足がなく、作物を出荷出来ずにいる農家の方も多いため
品揃えに影響を与えていることも、また事実であります。

現地に送り届けることが可能な新鮮な食材、生きた「食」は、ここにあります。
被災地またはその周辺地域において、今、本当に必要とされているのはガソリンであり
この状況を、ぜひ多くの方々にご理解いただければ幸いです。

〔担当:の〕

2011.03.14

東北地方太平洋沖地震

この度の東北地方太平洋沖地震により、被災された皆様、そのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、紫波町も被災地の一つとして、ご心配、お声掛け下さる皆様には心より御礼申し上げます。  
町内はライフラインが広い範囲で復旧しておりますが、被災した多くの地域では未だそれがかなわず
避難所生活を送られている方々、また、津波の被害を受けた沿岸地方の状況を考えますと、言葉になりません。

当ブログでは、紫波町内の状況を日々お伝えし続けることしかできませんが
今後も東北を始めとする被災地の状況に目を向けていただければ幸いです。

また、11日(金)のブログが更新できませんでしたことを深くお詫び申し上げます。
オガール息子。が撮影した地震直後の事務所内の様子です。

地震によりパソコンが倒れ、本や書類が乱雑する所内

いつも通り4人全員が揃い、席に座っていられる今日の幸せを、噛みしめています。

〔担当:の〕  

2011.03.10

住宅街の中に

来月、紫波中央駅前に誕生する「岩手県フットボールセンター」。

住宅街に囲まれたフットボールセンター

以前、岩手県サッカー協会事務局長の千田さんがおっしゃられていたように
駅前、そして住宅街の中にサッカー場が存在する景観が非常に稀有であり
(よろしければ、8月6日のブログをご参照ください。)
また、これほどまでに美しいものかと、目の前に広がる緑の世界に圧倒されてしまいました。 

今日で約半面の敷設が完了

さらに、約一年後には、「オガールプラザ」「緑の大通り」が完成することで
紫波中央駅前の世界が一変し、新しい波が押し寄せてくることでしょう。
その瞬間を、より多くの皆さんと共有することができたらと思います。

〔担当:の〕 

2011.03.09

空を見上げて

今日は、東北地方において相次いで地震が発生しました。
当ブログをご愛読いただいている皆様の中にも
不安な一日を過ごされた方がいらっしゃるのではないかと思います。

あらえびす記念館から望む夕暮れ

夕日が沈み、「今日」が終わろうとしています。

空を見上げて明日を思う

このまちで、明日を無事に迎えることができる
当たり前のようでいて、尊ぶべきこのことを日々願ってやみません。

〔担当:の〕

2011.03.08

つ、ついに・・・!

遥かドイツより、到着いたしました!!

ドイツ製の人工芝

昨日から、岩手県フットボールセンターのロングパイル人工芝の敷設工事がスタートしています。

ドイツの超名門サッカークラブ「バイエルンミュンヘン」のグラウンドと同質のもので
プレー面、安全面、耐久面で最高レベルの品質を持つ、非常に優れた人工芝です! 

人工芝が敷設された岩手県フットボールセンター

今朝の段階では、センターライン沿いの人工芝が敷設された状態であり
大成ロテック㈱の高瀬現場代理人にお話を伺ったところ
今週いっぱいかけて、グラウンド内を仕上げていく予定とのです。 

センターラインからクラブハウスへ

照明柱、そしてクラブハウスへ向い、真っすぐに伸びるセンターライン。 

クラブハウスと東根山を背に

東根山もこの日を待ちわびていたかのように、グラウンドを見守っています。 

さあ、グランドオープンまで、いよいよ一ヶ月です!! 

〔担当:の〕 

2011.03.07

オガール大縁会 後篇

「オガール大縁会」から早一週間。
後篇をなかなかお届け出来ず、申し訳ございませんでした。
(前篇は3月2日(水)のブログをご覧ください!)

午後の部では、「デザイナーの思いを聴く」と題して、オガールプロジェクトにおいて
ランドスケープデザインを担当する(有)オンサイト計画設計事務所の長谷川さん
オガールプラザを建築設計する㈱近代建築研究所の松永さん
グラフィックデザインを担当する㈱アジールの佐藤さん
の3名のオガール・デザイン会議委員の皆さんからご講演いただきました。
(委員の皆さんの講演内容については、また改めて記載したいと思います。)

ロゴ、サインをデザインする佐藤さん。オガールロゴマークに込めた思いをお話し下さいました

ご講演いただいた後には、7つの分野(前篇に記載)に分かれてのワークショップが行われ
設計者・デザイナーと市民の皆さんとが施設の使い方や関わり方について意見を交わすことで
他の施設や地域とのつながりを生む多彩なヒントを 得る機会となりました。

オガールプラザ設計者の松永さんと藤原町長
緑の大通り設計者の長谷川さんによる模型を囲んでのレクチャー

デザイン会議委員長である㈱アフタヌーンソサエティ清水さんは、総括講演で
「オガールの将来の姿を、紫波中央駅でシミュレーションしたような一日だった。」と述べた後、
「オガールでは、これが365日続いていく。今日の体験をした人は、もうすでに動き出している人達である。
7つのグループの発表は、他にはない素晴らしいものであるので誇りに思ってほしいし
若い世代も巻き込み、楽しみながらどんどん突き進んでほしい。」
と、心強い言葉をいただきました。

清水さんからの総括講演の様子

最後は、参加者全員で記念撮影!(紫波町広報の熊谷さんに提供いただきました。)    

大縁会集合写真

オガールの新しい歴史がここに一つ築かれ、そして、ここからまた始まっていく・・
いくつもの小さな「縁」が紡いだ大きな「波」を感じた一日でした!
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

〔担当:の〕

2011.03.04

ドコモショップ紫波店新築移転オープン

本日、4号線沿い紫波郵便局向いに「ドコモショップ紫波店」が新築移転オープンいたしました。 

本日、移転オープンを迎えたドコモショップ紫波店

これは、昨年7月に紫波町が町有地(岩手県除雪車車庫跡地)の活用提案を募集した際に
当社も応募し、その交渉権者の決定を受け、事業を進めてきたものです。
(この件につきましては、オガールHP<最新情報>に7月10日付で記載しております。)  

この度、町有地と隣接する岩手酒類卸株式会社の所有地を一体的に活用する企画で
「ドコモショップ紫波店」を誘致する事業に着手し、多くの関係者様のご協力のもと
本日のオープンに至ったところであります。 

㈱ダイヤモンドテレコム役員の方からスマートフォンの技術革新について説明を受ける藤原町長

さて、折角のこの機会!ということで
オガールGもスマートフォンデビューを検討中とのことですが、果たしてどうなりますことやら・・。
皆さんもぜひ、移転オープンしたドコモショップへ足を運んでみてはいかがでしょうか^^ 

ドコモショップ移転オープンチラシ(1)
ドコモショップ移転オープンチラシ(2)  

なお、この企画には、さらに立地可能な土地がございます。
民間事業者の皆様で、土地の活用に関心をお持ちの方は、当社までご連絡ください。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
(電話 019-681-1316 mail ogare-shiwa@oasis.ocn.ne.jp)  

〔担当:の〕  

2011.03.03

「過去」と「近未来」と。

桃の節句。

紫波では一足早く、先月25日(金)~27日(日)まで
「紫波のひなまつり」が日詰商店街で開催されました!

優美なひな人形で彩られた和の空間

主な会場となった「平井邸」には、優美なひな人形が多数展示されたほか
イベント会場では、「うれしいひなまつり」を元気に歌う子供たちを一目見ようと大勢の人々で賑わっていました♪  

子供たちの元気な歌声が響く

また、<NPO法人 紫波文化交流>の皆さんが
オガールプラザ内に新設される「紫波町図書館」のPR活動を行うということで
当社も「オガールプロジェクト」に関する紹介の場を設けさせていただきました。  

女性に大人気のオガール息子。

3日間で約500名の方が、「過去」と「近未来」とが交差するこの不思議な空間を訪れ
「オガールプロジェクト」の説明に耳を傾けて下さり
また、町外からも多数の来場者の皆さんにお越しいただけたことで
プロジェクトについて多くの方々に認知していただける機会となりました。 

「緑の大通り」についてご意見を伺う

90年の歴史を持つ「平井邸」という貴重な文化施設を会場として
「今」そして「未来」の紫波町について考える場をいただけたことは
オガールプロジェクトにとって、大変意義のある機会であったと感じております。
ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

〔担当:の〕   

2011.03.02

オガール大縁会 前篇

今日は、2月27日(日)に開催いたしました「オガール大縁会」の様子をご紹介します!  

マーチ演奏に合わせたお餅つき

当日は青空のもと、紫波総合高校の生徒の皆さんによる華麗なマーチ演奏で大縁会がスタート♪
そのリズムに合わせ、すぐ隣で行われたのは、なんと「餅つき」! ! 

お餅振舞い

まさに、紫波町ならではのコラボレーション!そして、何と言っても、つきたてのお餅は最高に美味しい!!  

オガールプロジェクト中間報告

午前の部は、待合室を会場に「オガールプロジェクト」に関わる多様な発表が行われました。  

各分野の活動発表

市民参加が行われている「緑の大通り」「紫波町図書館」「子育て応援センター」
「食育(キッチンスタジオ)」「紫波マルシェ」の5分野の施設概要と活動発表の他
岩手県サッカー協会から「岩手県フットボールセンター」、NPO紫波ingから「紫波新聞」
についても、活動や今後の展望について報告がありました。 

高橋農園の焼きたてパン

そして・・待ちに待った昼食タイム!!
<あぐり茶屋>のおにぎりセットと<高橋農園>のパン、<稲藤一のそば>のおそばを、参加者の皆さんと堪能しました♪♪
ご準備下さった皆さま、本当にありがとうございました。  

稲藤一のそばのかけそば

会場となった紫波中央駅は、人、出来事、食、飛び交う言葉・・に溢れ
ここから”オガール”のストーリーが始まることを予感させる空間となっており
今後、この場所が「オガールプロジェクト」の情報発信の場として
大変重要な拠点となっていくことを改めて痛感しました。  

オガール大縁会ムードに染まる紫波中央駅

後篇に続く・・☆

〔担当:の〕  

2011.03.01

来月のオープンに向けて!

岩手県フットボールセンターのオープンが、いよいよ来月に迫ってまいりました!
それに伴い、クラブハウスの新築工事も大詰めを迎えております。  

昨日は、1階のホールに「ペチカ(暖炉)」が設置され

火が灯る日が待ち遠しいペチカ

今日は、一階ホールと廊下の床の塗装仕上げが行われています。
昔からここに存在していたような”馴染み感”を出すのが目的ということで、その風合いを出すための職人技が光ります。  

塗装仕上げの様子

 また、先月中旬からグラウンドの雪かきが進められており
一面白い雪で覆われていたフットボールセンターも「春」を迎えようとしています。  

雪かきが行われ、数ヶ月ぶりに姿を見せたグラウンド

4月10日のグラウンドオープンに向けて、オガール地区の現場は、さらに加速していきます!

〔担当:の〕

2011.02.28

「大縁会」、ありがとうございました!

昨日、紫波中央駅を舞台に開催いたしました「オガール大縁会」!
皆さんのご参加、ご協力、ご支援のもと大成功を収めることができました!
この場をお借りし、心より御礼申し上げます。

昨日は、約120名(お逢いできていない方もいらっしゃると思いますので、きっとそれ以上)の皆さんに
ご来場いただき、紫波高生の皆さんのマーチ演奏から始まり盛大な一日となりました!

オガール地区に向かってのマーチ演奏に沸く紫波中央駅

「オガールプロジェクト」に関わる7分野の市民活動の発表と、その「縁」を紡ぐグループワークでは
オガール地区で見たい、出逢いたい、そんな風景が創発的に生まれているように感じられましたし
また、東京からお越しいただきましたデザイン会議の皆さんの講演では
今後のオガールを、そして紫波町全体をより輝く場所にしていくために
紡いだ「縁」をより深めるデザインの手法を、多様な角度からお話いただいたように感じております。 

とにかく、熱く濃い!そして美味い!「大縁会」となり、とても一回のブログには書ききれないほどです。
また、ご来場いただけなかった皆さんにもこの場を通して少しでもご紹介できるよう努めたいと思いますので
今後のブログを楽しみにしていてくださいね♪  

さらに、本日の岩手日報に「オガール大縁会」の様子が掲載されておりますので
そちらもぜひご覧いただければと思います。

繰り返しとなりますが、ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
紡いだこのご縁を、今後も大切にさせていただければ嬉しく思います♪  

〔担当:の〕  

2011.02.26

変化の起点

「★公と民が「つながる」、「共に築く」 まちづくり交流市」と題した会が
2月19日、ナックスホールで開かれ、私も参加しました。
町と市民活動支援センターの「ゆいっとサロン」が共催したもので、初めての企画とのこと。 

2部構成で、これまで個別のイベントで回数を重ねてきたものですが、
「気づきあい、学び合い、つながろう。」と『交流市』として初めてセットで開催され、およそ200人の町民が集いました。  

交流会には多くの町民が参加した

第1部が地域づくり活動補助金交付団体の成果発表、
第2部が役場編の改善発表会で、合わせて7団体と5部署が発表しました。
スタートアップとステップアップの2種の補助金を活用して活動している団体は既に14団体を数え、
発表団体はいかに充実した活動が展開され、有効活用されたか、そして、今後に向けた課題と意欲を強調していました。   

行政経営品質向上の活動を展開している紫波町の各部・課からは、今年取り組んだ改善への気づきと実践の内容、併せて町民への広報機会として発表されていました。   

身近な欲求から生れた町民団体の活動も、行政の経営品質向上活動も、より良いものを求める変化への胎動と見ることが出来ると思います。   

地域の演劇活動の成果も発表されました

私たちの社会環境は日進月歩で、そのまま止まっていればおのずと「遅れ」となってしまう感があります。
もちろん、時代の変化の渦中にあっても変わってはいけないもの、変えてはいけないものがあります。
古き良きものは意識的に残すべきでしょう。  

環境変化に対してはハード、ソフトとも既成の概念、これまでの常識を検証しつつ、
守っていくべきか変革させていくべきか、
柔軟に、勇気と決断を以って対応していくことが求められます。
その点からすれば、オガールプロジェクトの手法は既成の概念では規定できない部分が多々あり、変革の方向に向かっていると言えます。   

また、その成果は、中央駅前の更地から新しい「街」を生んでいきます。
公民連携開発区域、同推進区域から町内各地域へ変革をもたらす要因、変化の起点となっていくでしょう。   

明日27日は、紫波中央駅待合施設を会場に、オガールプロジェクト関連の市民団体と町民を中心とした
「オガール大縁会(オガール逸品交流会)」が開催されます。  

明日もオガールエリアの変革に対応し、私たちの街として創造して行くエネルギーが充満することでしょう。  

〔担当;G〕

2011.02.25

あなたは輝く「私」

皆さん、紫波中央駅前の大きな「雪だるま」をご覧になりましたでしょうか。

ちょこんとした可愛らしい帽子までが雪で作られており
今週は春のような日差しに照らされた日も多かったのですが
まだまだ大きく、美しく、凛とした存在で、「紫波の冬」を感じさせ続けてくれています。

紫波中央駅前の雪だるま

作り手の方にお話を伺うと、仕事や活動で・・という訳ではなく
趣味でお作りになっているのだそうで、これまでご自宅の庭で制作されていたものを
今年は「雪まつり」の開催に合わせて、駅前で制作に取り組んでいらっしゃるのだそうです。

「なーんも、たいしたことじゃねーべさ。」と恥ずかしそうにお話されながら
どこか遠くから真っ白な雪を運んできては、雪だるまに丁寧に雪を着せる作業を
何度も何度も繰り返していらっしゃいました。

輝く「私」が、「公」に開いていく。

オガールプロジェクトの目指すべき真髄が
駅前を舞台に、すでに始まっていることを目の当たりにした出逢いでした。

オガール大縁会を応援!

さてさて、雪だるまさんも応援してくれている「オガール大縁会」!!

明後日27日(日)、10時30分のオープニングでは
紫波総合高校吹奏楽部による「マーチ演奏」とつきたてお餅のお振舞い(数量限定です!)
がありますので、どうぞお楽しみに!!

一人ひとりの輝く「私」は、誰かや何かとの「縁」によって、「公」に開いていくのだと思います。

日曜日の紫波中央駅「オガール大縁会」で、きっと誰かがあなたを待っています♪

〔担当:の〕 

2011.02.24

「オガール大縁会」開催迫る!!

いよいよ、27日(日)に迫った「オガール大縁会」!!

開催に向け、関係者の皆さんと打合せを重ね・・

「縁」を紡ぐ作戦会議

さらに昨夜は、紫波中央駅前にてPR活動を行ったりと
直前ではありますが、少しでも沢山の方にお集まりいただければとの思いで
主催者である紫波町企画課公民連携室の皆さんと準備を進めております。 

チラシを配布してのPR活動

紫波中央駅では
「あっ、オガールだ!」と学生さんから声を掛けてもらったり
「今後、ブログ見てみますね。」と優しい言葉をいただいたり
「いつもありがとうございます。」と<クラココ>マスターに初めてお逢いすることができたりと
約400枚のチラシを配る中で、嬉しい出逢いが沢山ありました!

しかし、同時に、紫波中央駅を利用されている皆さんの多くが
「オガールって何だろう・・」と感じていらっしゃることも知り
今後の広報活動の重要性を改めて実感する機会ともなりました。

「オガールって何だろう。」「オガールをもっと知りたい!」
そんなそれぞれの想いを持ち寄って、「オガール大縁会」へお越しいただければ嬉しく思います!

オガール大縁会チラシ

〔担当:の〕

2011.02.23

オガール息子。の小噺

2月18日(金)、新築木造の「古館こどもの家」がオープンしました!

昨日、子供たちがどんな使い方をしているのか取材をしてきたのですが
それはまた改めてお伝えすることにしまして、今日はオガール息子。の小噺を一つ♪

「オガールプラザ」整備事業について、事業の調整役を担っているオガール息子。は
「古館こどもの家」の視察でも、建物の在り方について細かな視点で分析を行っていました。

「古館こどもの家」は、「古館コミュニティセンター」の2階に位置しており
その真下にあたる1階の集会室は講演会等の使用が目的とされているため
防音対策が十分に施されている建物です。
1月20日のブログでご紹介した「移動観覧席」を設置している空間です。)
昨日は、その構造について実際に体感し、管理者の方々にお話を伺いました。

1階集会室ステージ

木造の建築物では、上の階の音や振動が下に伝わりやすいため
「オガールプラザ」でも、その点に十分配慮して設計を進めていく必要があります。

「子育て応援センター」については、子どもの安全対策は勿論のこと
同居する他の施設利用者のことを考え、お互いにとって居心地の良い空間とし
床の構造についてより繊細な配慮が必要だということを改めて認識したそうです。

さらには、防音仕様の床仕上げ材や下地材は数々存在するということですが
それだけに頼ることなく、設計の十分な配慮が必要であると実感したと言います。

トップライトの結露の問題について話すオガール息子。

また、2階の「こどもの家」には、「トップライト」が設置されていました。

「トップライト」には、結露が抜けていくための「結露受け」が設置されるのですが
壁に水が垂れてきてしまう問題が必ず生じてしまうのだそうです。
このような点においても、雪国の特性に十分配慮し、細やかなメンテナンスの行き届く施設にすることで
建物の価値を維持していきたいと話していました。

「建築の構造」というと、少々難しいイメージもありますが、オガール息子。の柔らかい言葉で
「オガールプラザ」の構造やデザインについて、皆さんにも少しずつご紹介していければと思います^^

〔担当:の〕

2011.02.22

健全な土から生まれる健全な農作物

2月14日(月)、<紫波町循環型農業生産物普及協議会>による「土づくり勉強会」が開催されました!

講演の様子

第1部では、岩手大学農学部北水会専務理事の石川氏と
岩手農業研究センターの大友氏から「土づくり」に関する講演が行われ
安心安全な農作物づくりを目指し「良い土」をつくるための基礎的知識から検査方法等についてお話を伺うことができました。

安心安全な農作物

近年、「循環型」と叫ばれている背景には、本来、自然界から生み出されてきた「堆肥」が
農業を合理化する目的で化学肥料が普及し、その結果家畜の必要性が失われ
生態系が循環しなくなってしまったことが挙げられています。
そこで、畑が痩せてしまわないように、そして、生態系が従来のように一つの輪となるように
「循環型」の普及が進められているのです。

「循環型」の普及のためには、「堆肥」を各農家で生産することが最も望ましいのですが
それが難しくなった現代では、各地域で様々な取り組みが行われているようです。
紫波町では、「紫波町えこ3センター」という町の組織が、町内の家畜農家や給食センターから原料を得て、「堆肥」を生産しています。
<紫波町循環型農業生産物普及協議会>は、その「えこ3堆肥」を使用し、普及に取り組もうとする会であり
昨年から、約40名の会員の皆さんによる勉強会などが開催されているのだそうです。

ワークショップの様子

第2部では、「地域の農業について」というテーマのもとワークショップが開催され
私も知識不足ながら参加させていただき、皆さんと意見交換をさせていただきました。

後継者不足、農薬ドリフトなどの課題を指摘する意見もありましたが
やはり、今後の紫波町の農業を支えていくのは「商品のブランド化」であると合意形成され
当社の「ボルロッティ」の事例等を、より深め、広げていく必要性を感じました。

えこ3堆肥を使用した農作物と表示

さらには、「えこ3堆肥」を使用した「安心安全な農作物」を如何にPRし普及していくかが今後の議題とされ
生産者、消費者の両者にとって「えこ3堆肥」の農作物の価値を高めていくことが指摘されました。

例えばですが、「えこ3堆肥」の農作物を購入した方にはお得なポイントが付く「ポイントカード」を導入するなど
消費者がもっと身近に楽しく「えこ3堆肥」を感じられるような仕組みを取り入れていくことが必要なのではないかと思います。

<紫波町循環型農業生産物普及協議会 事務局>
住所 紫波郡紫波町紫波中央駅1-2-2
TEL 019-671-2244

〔担当:の〕