オガール

About Usオガールプロジェクトとは

オガール娘。

2011.05.16

緑多き街並み

本日もフットボールセンターの話題!

人工芝・・・?

ではなく^^

これは、水稲の育苗の様子です!

美しく輝く育苗

ハウス内を見せて頂いた稲藤地区などの八幡部落では、うるち米(酒用含む)の種場の団地であり
これらの稲は田で育てられた後、籾のまま収穫され、来年度各農家へ配る種となるのだそうです。

水が張られ、田植えの準備が進められている

現在、町内は、田植えの時期を迎えています。

早朝から農作業に取り組む農家の皆さんの姿を見かけたり、トラクターとすれ違うと
緑色に色付き始めた街並みが紫波らしさを演出しているように感じられ
また、大震災を経た今年も、例年同様に実りの季節へと力強く動き始めたこのまちを
心から、逞しく、そして、誇らしく思います。

〔担当:の〕

2011.05.14

薫風散策  -大正園から-

今年は天候不順で桜前線にも異常を感じているということについては以前にも触れましたが、
まずは八重桜の時期を迎えています。
近くの森は新緑が盛り上って、萌える春の勢いがどんどん増してきています。
どうしてこんなにたくさんの緑の種類があるのだろうと感心する毎日です。    

五月といえば連休。
私の場合は自家用野菜畑の春の作業週間ですが、合間を縫って「大正園」に行く機会がありました。
大正園は町内の大巻という私の住む集落内にある小高い森で、
旧村時代の大正二年に地元民で整備したことからこの名前がついています。    

折々、時間を見つけては散策する私の大好きなスポットの一つです。
町内には眼下を俯瞰できる個所はたくさんありますが、
町の東部から西を望むことが出来る場所としては「なかなか良い所である」と、自分は気に入っています。    

生涯に160万kmを自分の足で歩いたといわれる民俗学者の宮本常一。
その氏の原点の一つに故郷を出るとき父から授けられた処世訓があったといいます。
10項目の内の2番目に
「村でも町でも新しく訪ねて行ったところは必ず高いところへ登ってみよ。そして方向を知り、目立つものを見よ。
…(中略)…目につくものを見、家のあり方、田畑のあり方を見、周囲の山々を見ておけ。…(後略)」
とあったそうです。    

後の民俗学者としての重要な視点となったようです。
佐野眞著の「旅する巨人」(本の紹介は末尾)で得ただけの知識ですが、
高いところに登った時、なぜかこのことをいつも思い出します。    

大正園から足元は純農村地帯であり、10分もかからない約3㎞先の町の中心市街地を望むことが出来ます。 

奥は町の象徴の一つ東根山。その下あたりが町中心部で、オガールプロジェクトのエリアもそこにある

オガールプロジェクトの基本となる町の公民連携基本計画の理念では「都市と農村の暮らしを「愉しみ」、環境や景観に配慮したまちづくりを表現する場」とうたわれています。
このことの具現化にはプロジェクトエリアばかりではなく、その周辺の構成要素も欠かせません。
私は、我が町は大正園から、ほんの至近距離に都市と農村があることを実感しています。
(私の写真ではなかなか表現できていませんが…)
風景を堪能しながら思いました。
都市と農村、というより中心部と郡部が良好な均衡を保ちながら、両方を愉しむことが出来る、そんな町であってほしいと。
あの中心部で展開するオガールプロジェクトは大切な役割を担っている、と再認識をさせられました。  

このほどの散策では農村ばかりではなく「自然」も実感しました。
大正園のとある場所に天然のシイタケがあったのです。

小さなお盆ほどの大きさがありました。この写真は3年前に千葉から紫波にIターンし、今は林業関係に携わる山口雄氏が撮影しました
大きなシイタケ2本を採取した後がこれ。これは私が撮りました

見つけた時、「天然シイタケ? 嘘でしょう」「腹痛、中毒は起こさないだろうね」と同行した面々の不安は、
翌日、見事解消され、自然を賞味させていただきました。    

紫波の森は自然の恵みがいっぱいです。
大正園でも「ワラビ」「コシアブラ」「タラボ(タラの芽)」などなど様々採取されています。
この森は、来る6月19日に紫波みらい研究所が主催する「森のようちえん りんくる」のフィールドにも予定されています。    

紫波の森で、大正園で紫波の自然を満喫してもらいながら、紫波の都市もまた愉しむ。
これまでに加えて、今後より一層、ごく普通に両方が満足できる紫波町であってしいものです。     

参考となった本;佐野 眞 著「宮本常一と渋沢敬三 旅する巨人」(文芸春秋社、平成12年3月刊) 第28回大宅賞受賞作    

〔担当;G〕 

2011.05.13

「出逢いに感謝」

キックオフプロジェクトでは、元日本代表で活躍されました
北澤豪さんによるサッカー教室が開催されました。                    

キックオフプロジェクト

北澤さんによるサッカー教室の様子

ミニゲームで共にグラウンドを走る

約150名の選手全員に、丁寧にサインをする北澤さん。                    

北澤さんからサインをもらう子供たち

その真摯な姿勢と想いに、深く感動いたしました。                    

雨の中の試合を終えた選手たち

その後、交流試合が行われると、選手たちは無事帰路に就きました。
バスの中から大きく手を振り帰っていく子供たちの笑顔が思いだされます。                    

クラブハウス内に設けられたボードに田嶋副会長、北澤さんからもメッセージを頂きました

先日、私の学生時代の恩師から電話がありました。
5月1日に大船渡市を訪れた際、越喜来小学校で一人の少年と出逢ったそうです。                    

その少年は、笑顔でこう話したと言います。
「昨日、北澤選手にサッカーを教えてもらったんだ!」                     

笑顔を生み、育む機会となったことを何よりも嬉しく思います。
この度のプロジェクトに御賛同頂いた皆様に、改めて御礼申し上げます。            

来週は、そんな子供たちの笑顔を御紹介したいなと思っておりますので
まだまだ続く本シリーズに、もう少々お付き合い下さい!               

〔担当:の〕

2011.05.12

桜舞う頃に

散り始めの桜も、また美しいものです。

春のあたたかな風が吹き抜けると、舞い踊る花弁が、全身を包み込みます。

桜舞う

 「大丈夫、また来年ここで逢おうね。」 

桜の絨毯

横を通りすぎた春風の中から優しい声が聴こえた気がして
しかもそれは、なんだかとても懐かしく感じられました。

、〔担当:の〕 

2011.05.11

復興へのエール

「がんばろういわてキックオフプロジェクト」セレモニーの部、スタートです! 

セレモニーの部スタート

沿岸地域の少年団151名が、真新しいグランドへ入場致します。  

選手入場

「復興へのエール」

セレモニーの様子

岩手県立不来方高校音楽部の皆さんから、来ていただいた少年少女と沿岸地域の被災者の皆さんへ向けて
いきものがかりの「エール」を含む6曲を披露頂き、グラウンドが感動に包まれました。

不来方高校音楽部による合唱

不来方高校音楽部は、平成22年度全日本合唱コンクール全国大会で金賞を受賞し
現在は、県内の避難所で復興公演を行うなど精力的に活動されておりますが
本日、部員の皆さんから直筆のお手紙を頂き
素晴らしい歌声と想いは、人々の心に響き続けるものであることを感じております。

選手も一緒に「翼をください」の合唱

セレモニーでは、財団法人日本サッカー協会様から、沿岸のサッカーファミリーへボール150個、ゴール15組
大成ロテック株式会社様から当日の試合球12個が贈呈されました。

ゴール、ボールの贈呈

最後に、選手を代表して、高田フットボールクラブの鵜浦陽斗さんから
復興へ向けた想いとイベントを楽しみたいという力強い宣誓を頂き
春霞の中、桜の木に囲まれたグラウンドで無事にセレモニーの部が終了となりました。

選手代表謝辞と宣誓

この後の選手の活躍と笑顔は、次回お伝え致します!

〔担当:の〕

2011.05.10

開場記念式

4月30日(土)、岩手県フットボールセンター開場記念式が執り行われました。

朝の風にはためく旗

はじめに、東日本大震災にて犠牲になられました方々への黙祷をささげた後、開会となり
社団法人岩手県サッカー協会会長の山本光男様から式辞が述べられました。

IFA会長山本様からの式辞

式典では、本事業の経過報告や、グラウンド整備事業者であります大成ロテック株式会社への感謝状の贈呈が行われ
この素晴らしいグラウンドがオープンすることを改めて実感した瞬間でもありました。

開場記念式の様子
JFA副会長専務理事田嶋様からの祝辞

財団法人日本サッカー協会副会長専務理事の田嶋幸三様、
紫波町長藤原孝様から御祝辞を頂き、いよいよテープカットへ・・

テープカットの様子

多くの皆様のお力添えを頂き、岩手県フットボールセンターのオープンとなりました。

そして、「がんばろういわてキックオフプロジェクト」へと続いていきます!

〔担当:の〕

2011.05.09

フットボールセンターのオープンから早くも一週間が経過し
同時に、桜の季節もあっという間に過ぎ去っていきましたね。 

今年の連休は、皆さんどのようにお過ごしになりましたか?

城山公園の桜

オガール娘。は、町内外の桜の名所を散策・・
なかでも城山公園の桜は、やはり見事なものでした。 

町内でも、標高の高い地域ではまだ満開との噂・・(オガール息子。情報より) 

まだ紫波の桜をご覧頂いていない方は
産直巡りと合わせてお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか♪ 

〔担当:の〕 

2011.05.06

グラウンド供用開始

無事オープンを迎えた岩手県フットボールセンター。
翌5月1日からグラウンドの供用が開始され、早速公式戦などが行われていました!

雨の中、試合に臨む中学生
クラブハウスから試合を見守る保護者の皆さん

1日午後からは、東北U-15みちのくリーグの試合が行われ
北東北3県のクラブチームと関係者、保護者の方々がフットボールセンターに大勢集っていました。

選手たちがグラウンドを駆け抜ける姿、響き渡る声、そして、交流人口の増加・・
紫波中央駅前「オガール地区」に、“新しい波”がやってきたのだと
この日の光景を目の当たりにし、改めて実感しました。

〔担当:の〕

2011.05.02

岩手県フットボールセンターオープン

平成23年4月30日(土)、「岩手県フットボールセンター」がオープン致しました。

北澤選手を囲んでの記念撮影

子供たちの笑顔あふれる、素晴らしい一日でした。

多くの関係者の皆様、「がんばろういわてキックオフプロジェクト」に御賛同頂きました皆様に
心より御礼申し上げます。

当日の様子については、連休明けにご報告させて頂きますので、是非お楽しみに!

〔担当:の〕

2011.04.30

皆様方のお力添えをいただき本日スタート

紫波のこの春は、大震災とは無縁でしょうが、どうもいつもの春より不順に感じられるのは自分だけでしょうか。
雨模様の日が多く、桜の満開も例年より遅いようです。
そんな中、今日の天候はなんとか持ちそうで、一安心です。

本日、午前10時から岩手県フットボールセンターの開場記念式と
「がんばろう岩手キックオフプロジェクト」が催されます。
開場記念の式には町内外の関係者100人余が出席予定ですが、この状況下、式典は簡素に行うこととされています。
が、光栄にも日本サッカー協会の田嶋幸三副会長兼専務理事も参列下さるそうで、式典はより意義深いものとなりそうです。

また、キックオフプロジェクトの主役である沿岸地域の子供たちは、5年、6年生が中心で145人。指導者の方々を含め176人が参集する予定です。
岩手県は広大な県土のため当初予定していた大型バス3台では移動が大変であると、さらに1台を追加し、計4台での対応となりました。

サプライズです。
元日本代表で、現在はサッカーの解説などで活躍されている北澤豪氏も来場されます。
サッカー界では知らない人はいない同氏が試合前にサッカー教室を開いてくださることとなりました。
子供たちにはまた一つプレゼントが増えました。

当日はサッカーボールやゴールポストのプレゼントのほか、歌声が全国的に響いている不来方高校音楽部の合唱も贈られます。
「エール」や「翼をください」など6曲ぐらいの予定とか。
歌声は、薫風の中、北上高地も越えて沿岸地域にも届いて欲しいと思います。

そして熱戦。
声援、歓声、叱咤激励の声がグラウンドいっぱいに広がることでしょう。
子供たちにとっても、不自由で大変な毎日が続いていることは確かです。
真新しいグラウンドで思いっきり走り、汗を流し、いっときつらい日々を意識の外においてもらえると、きっと元気の一部が戻ってくるに違いありません。
そう願っています。

フットボールセンターの南を走る道路沿いの桜も咲き始めました。今日からグラウンドは使い初めになります。

 こんなプロジェクトが実現できたのも、本当に多くの皆さんの協賛のお陰です。
心から御礼を申し上げます。

事業者の皆様方はもちろん、多くの個人の皆様方からも浄財が寄せられました。
町内はもとより、紫波町とはこれまでご縁が薄かった方々、全国各地からも届いています。
それには訳があります。
弊社のファイナンシャルアドバイザーをお務めいただいている山口正洋氏(東京在住)が、自身のブログで呼び掛けてくださり、
また、氏が出演した4月23日放送のBS11「報道原人」の中でもこのプロジェクトを紹介してくださいました。
その趣旨と声に賛同して下さった方々が、本当に多数おられたのです。

寄せてくださった多くの皆様方はもちろんですが、山口様にもこの場からも重ねて御礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
成果などにつきましては、後日改めて詳しく報告させていただきます。

紫波町に全県レベルの施設が誘致され、整備されるのはいつ以来になるのでしょうか? 
昭和45年の岩手国体の際には県内に一つだけの自転車競技場が整備されましたが、これは町がおこなったものと聞いています。
今回は社団法人岩手県サッカー協会が事業主体でありますが、立地決定から完成、開場に向けた関係者の皆様方のお力添えの賜物であると、
御同慶の至りであり、感謝の念でいっぱいです。

本日、開場しスタートする岩手県フットボールセンターが本来果たすべき役割を十分に発揮していただくことはもちろんです。
が、紫波町にとっても、施設を町内に持つ誇りへと繋がり、
5万人とも10万人ともいわれる交流人口の増加とそれを生かす様々な効果の獲得のために寄与させてもらえればと期待をしています。

歴史に残る大震災の起こったこの年に開場、スタートとなります。
永く記憶に留められることでしょう。                              

〔担当;G〕

2011.04.28

感謝の想いを込めて。

昨年7月。

岩手県フットボールセンター着工時の様子

岩手県フットボールセンター整備工事、着工時の様子です。
青々とした緑が眩しい、暑い暑い夏の頃でした。 

それから約9ヶ月・・ 

キックオフプロジェクトポスター

明後日4月30日(土)、「岩手県フットボールセンター」がオープン致します。 

多くの紫波町民の皆様、工事関係者の皆様、サッカーファミリーの皆様
そして、この度の「がんばろういわてキックオフプロジェクト」に御賛同頂きました皆様のお力で
いよいよその日を迎えようとしています。 

沿岸地域の子供たちの笑顔、元気な声が溢れるフットボールセンターに、ぜひ皆様もご来場ください。 

岩手にも春が訪れました

フットボールセンターのオープンという初めての「春」を迎えるオガール地区。
そこに、一人でも多くの皆様の笑顔が咲き誇りますように。

心から、感謝の想いを込めて・・。 

〔担当:の〕 

2011.04.27

キックオフプロジェクト!

いよいよ3日後に迫った「岩手県フットボールセンター」のオープン!

開場記念式後に開催される「がんばろういわてキックオフプロジェクト」では
元日本代表で現在はサッカー解説者としてご活躍中の北澤豪さんが来場し
沿岸地域のサッカー少年約150名を対象としたサッカー教室が行われることとなりました!

当日も大きなフラッグが掲げられます!

元気な子供たちの姿を見に、皆さまもぜひご来場下さい!

【がんばろういわてキックオフプロジェクト】

1.日時:平成23年4月30日(土)

      10:30~11:00 県立不来方高等学校音楽部による復興祈念合唱
      11:15~12:15 元日本代表北澤豪さんによるサッカー教室
      13:00~15:00 サッカー試合
                 沿岸地域のサッカー少年が3チームを編成しゲームを楽しみます。

2.場所:岩手県フットボールセンター
      紫波町紫波中央駅前二丁目1-1(サンビレッジ紫波隣)

3.駐車場:現地の誘導員の指示に従って駐車及びご入場下さい。

4.お問合せ先

・岩手県フットボールセンターついて:岩手県サッカー協会 事務局長 千田
E-mail : fa-iwate@jfa.or.jp TEL 019-681-8010

・開場記念式、キックオフプロジェクトについて:オガール紫波株式会社 佐々木
E- mail: ogare-shiwa@oasis.ocn.ne.jp  TEL 019-681-1316

〔担当:の〕

2011.04.26

笑顔の連鎖

今日、完成したグラウンドでいち早くプレーを楽しんでいたのは、日詰小学校の5年生のみんな。

グラウンドを走る子供たち

試合の休憩中、「リフティングを見せて!」とお願いすると、グラウンドの奥からリフティング王が登場!
みんなが注目するなか得意技を披露し、また、私が着用していたジャンバーのロゴマークを見て
「オガールだ!」「この写真、オガールに載るらしいよ!」と元気にピースサインをしてくれました!

リフティングに大注目!

そんな子供たちの姿を、優しく見守る一人の男性。

子供たちの姿を見守って

紫波中央駅前のアヴィニール紫波地区にお住まいで、今日は見学にいらしたとのこと。

「一年前には考えられなかった景色がここにある。本当に気持ちがいいね。」と、芝に腰掛け
子供たちの声に耳を澄ましながら、柔らかな笑顔でお話下さいました。

広いグラウンドの奥には城山公園が浮かんで見える

駅前に誕生した巨大な緑の空間、そこに響く子供たちの元気な声は
訪れる人を幸せな気持ちにする特別なパワーを持っています。
大袈裟かもしれませんが、このことが、震災後の今、多くの方々の御支援、御協力を経てオープンする
岩手県フットボールセンターの“すべて”のような気がしたのです。

今日、この瞬間、グラウンドにいたすべての人が、笑顔でした。

〔担当:の〕

2011.04.25

オープンまで5日!

いよいよ、岩手県フットボールセンターオープンまで、5日となりました!  

練習や試合に必要な備品が納入され、フットボールセンターの風格が日々増していくグラウンド。  

ゴーーーーーール!!

もうすぐサッカー少年たちの笑顔に逢えるのだと思うと、胸が高鳴ります。 

スコアボード

岩手県サッカー協会では、オープンに先立ち、より多くの皆さんにフットボールセンターを知って頂くため
今日から見学会を開催しています。  

日  時:平成23年4月25日(月)~27日(水)  午前10:00から午後3:00まで  

場  所:紫波町紫波中央駅前二丁目1-1
       岩手県フットボールセンター (サンビレッジ紫波隣)  

入 場 料:無料  

見学方法:クラブハウス内の事務所に声をかけてから見学をお願いします。
          ※団体で見学される場合は、あらかじめ、ご連絡をお願いします。  

問合せ先:(社)岩手県サッカー協会 岩手県フットボールセンター
       TEL 019-681-8011  

どなたでも見学頂けますので、是非この機会にお立ち寄り下さい!  

〔担当:の〕

2011.04.22

大地からのエネルギー、そして希望

紫波特産品フェアには、強力な助っ人が集結して下さいました!

弊社のファイナンシャルアドバイザーである山口正洋氏

ブログや雑誌、テレビ等で活躍されている経済金融評論家の山口正洋さん。
紫波の農を愛し、一昨年にはAERA臨時刊行「得する農業」にて特集を組んで下さるなど
その人脈と発信力で、オガールのみならず紫波に深く携わり、御支援頂いております。
今回のフェアでは丸一日、ワインの販売に御尽力頂きました。 

ソムリエ田中克幸氏

ワイン雑誌「ワイナート」にて主筆を創刊時から10年間勤められた日本を代表するソムリエの田中克幸さん。
今回のフェアの発起人である盛岡市のワインバーアッカトーネ代表松田宰さんの師匠であり
岩手、特に紫波のワインのポテンシャル、土壌を高く評価し、今回も急遽駆けつけて下さったそうです。 

ラジオ生放送にてインタビューを受ける松田シェフ

震災後、壊滅的な被害を受けた陸前高田を訪れ、その帰りの車中、今出来る最大限(スペシャル)を尽くしたい・・
そんな想いから、これまで御自身が携わってきた飲食の世界での経験を生かし、今回の企画を立案したという松田さん。   

「幸いにも、この震災にワインも私たちも耐えた。ワインは、大地のエネルギーを吸収した希望である。
岩手を訪れたくても来れない東京の方々に岩手のワインを飲んで頂くことで
それぞれのエネルギーに変え、復興への力にしてほしい。」 

今回の売上の一部は被災地に義援金として送り、また今後も長期的な復興支援に取り組んでいく決意を語って下さいました。 

ワインと山口さんに魅了されるお客様

ご覧ください、この盛況ぶり!
岩手を想い、農を支え、愛して下さる方々がこれほど沢山いらっしゃる・・
今後も、岩手を、紫波を末永く愛して頂けるよう、丁寧に、感謝の気持ちを
持ち続けたいものです。 

そして何より、「食」は人を笑顔にする!
経済、雇用・・今回の震災がもたらす影響は量り知れませんが
第一次産業が岩手復興の鍵となることを、2日間で改めて実感しました。 

〔担当:の〕 

2011.04.21

いわての恵み

いわて銀河プラザの「紫波特産品フェア」について、今日からたっぷりとお届けいたします! 

 ということで、まずは商品のラインアップから。

紫波の食材をふんだんに使用した「紫波キッシュ」
紫波の自園自醸ワイン
南部小麦を使用した紫波パン
しわ豚、紫波もちもち牛など
紫波が誇るお米とお餅
紫波もちもち牛コロッケ
賢治のトマト

特に好評だったのが、艶やかな色合いの「賢治のトマト」で
生のトマトは、初日の早い段階で完売してしまうほどでした。

そして、いよいよ明日が最終日となります!
いわての恵みが、一人でも多くの方の心に届きますように。

〔担当:の〕  

2011.04.20

結束力と期待の膨らみ

今日は、「稲藤一のそば」の事業に関する第2回打合せが行われ
前回同様、㈱田清の専務取締役田村様、総務課スーパーバイザーの大平様
そして、㈱清次郎の料理人である田村様に講師としてお越しいただきました。
(第1回目の様子は、3月24日のブログをご覧ください。)  

以下、オガール息子。の実況中継でお届けします! 

今回は、天ぷらの揚げ方とそばのつゆ“かえし”について、実践的なノウハウの伝授が行われました。 

13名の組合員の皆さんが田村料理人の技に釘付け

天ぷらの素材には、稲藤第一生産組合の浅沼組合長が昨日新山で収穫した”ばっけ”など季節の食材が用いられ
田村料理人が、見た目や食感などそれぞれの素材の特徴に合わせた揚げ方のコツがあることを丁寧に説明下さいました。

まるで生きているかのような海老の天ぷら

「パリッとした食感が命」と田村料理人がおっしゃる天ぷらは、まさに神業。
その調理の手際は、皆が見惚れてしまうほど美しいものでした。  

田村料理人の説明に熱心に聞き入る様子

前回同様、田村料理人からも稲一さんのそばの味に太鼓判をいただき
オープンまでの一年間では、“かえし”や「紫波産の素材」の研究
また、メンバーの特徴を生かした役割分担の必要性など具体的なアドバイスを頂戴しました。 

そして、あくまでもそばに拘り、「本物のそば」を提供することに魂を込めていくことが確認され
紫波マルシェ関係者が改めて意識を共有することができ、組合員の皆さんの結束力もさらに強まったように感じられました。 

心強いアドバイザーであり、また大きな屋形としてのパートナーでもある㈱田清様の存在もあり
そばの味や技術、そして、組合員の皆さんの気持ちも高まり、オープンへの期待がさらに膨らむ機会となりました。

〔担当:の〕

2011.04.19

グラウンド最終仕上げへ

岩手県フットボールセンターのグラウンド整備は、いよいよ最終段階へと突入。

最終仕上げの様子

最先端の重機を用い、多様な工程を経て重層的に作り上げられてきたグラウンドも
最後は、人の手によって・・

昨日現場に伺うと、細かなチリやホコリの除去、芝の長さ調整などが手作業で進められていました。

人の手によって・・

人の手が、グラウンドに優しく触れ、その丁寧で滑らかな動きが
広大なグラウンドを一歩ずつ完成へと導いていることに深く感銘を受けました。

さらにそれを強く胸に刻みつけたのは、昨日の抜けるような澄み切った青空。

東根山と岩手山が並ぶ雄大な景色

今月30日には、このグラウンドを元気いっぱいに笑顔で走るサッカー少年たちを
東根山、岩手山と共に、是非皆さんにもあたたかく見守って頂ければと思います。

〔担当:の〕

2011.04.18

岩手への想いが集まって

先週ブログにてご紹介しましたが、4月16日(土)から東京銀座の「岩手銀河プラザ」にて
「ガンバロウ岩手!紫波町特産品フェア」が開催されています。

今回のイベント発起人であるソムリエの松田宰さんをはじめ
㈱紫波フルーツパーク㈱まちづくり企画などが出店し
ワインやジュース、キッシュ、米、もちもち牛コロッケなど紫波の特産品を販売! 

16日(土)、17日(日)の2日間は、大変な賑いでした!

想いを込めて紫波町の特産品を販売

ということで実は急遽オガール娘。も土日と、取材兼お手伝いに行ってまりました。 

ワイン、ジュースの試飲販売

紫波町ご出身の方、
紫波の近隣市町村ご出身の方、
岩手をはじめ被災地にご家族やご友人がいらっしゃるという方、
仕事や旅行で岩手を訪れたことがあるという方、
そして、今回、初めて紫波を知って下さったという方・・ 

ご来店いただいた皆さんにお話を伺うと、それぞれ様々な想いを抱えながら
紫波の特産品を手に取って下さり、一つひとつの言葉に胸が熱くなりました。

それらの言葉や想い、特産品フェアの様子など
ブログで数回に分けてご紹介させていただきたいと思います。 

ひとまず本日は、ご来店いただいた皆さんに心より御礼申し上げます。
そして、引き続き22日(金)までイベントは開催されておりますので
都内にお住まいのお知り合いの方などにお声掛けいただければと思います。

<紫波町特産品フェア>
日時 平成23年4月16日(土)~22日(金) 11時から18時まで
場所 いわて銀河プラザ(東京 銀座)  

〔担当:の〕  

2011.04.16

微力ながら思いは大きい大震災へのエール

大震災の発生から1カ月と5日が経過しました。
この間、被災された皆さん方にとっては瞬く間であったことだろうと推察します。
今置かれている環境が、多くの皆さんのお力によって一日も早く、少しずつでも改善の方向に向かっていてほしいと願っています。
が、計り知れないストレスがかかっていることは想像に難くありません。

極度の緊張が続く中にあって、ほんの少しの時間でもこれをさっぱり忘れること、
何事かに夢中になっている時間を持つことが出来ればストレスの解消に繋がることでしょう。
なかなか解き放たれることが無いかもしれませんが、心のケアも求められることでしょう。

震災の影響を受けて遅れていた岩手県フットボールセンターが供用開始されるとの情報は、本ブログやHP新着情報で既にご案内のとおりです。
国難とも言える状況下で竣工し、オープンするという節目をどのように捉えて銘記していくかを関係者で相談しました。
結果、この大震災から立ち上がるための応援、エールを送ることが大切ではないか、そのような機会とするべきであるとの考えでまとまり、
皆さんに協賛を呼び掛けて「がんばろう いわて キックオフプロジェクト」を催すこととしました。

一つはエールの歌声を贈ること。
そしてまた、被災の下閉伊、上閉伊、気仙3地域のサッカー少年たち多数を招待し、
新しいサッカーグラウンドで思い切りサッカーに夢中になってもらうこと。
が主な内容です。

国土地理院の調べでは、陸前高田市は今回の震災で53㎝から84㎝の地盤沈下があった、との報道がありました。
中でも同市の小友町は84㎝で、被災3県で最も大きかったとのことです。
写真は、以前は陸地でグラウンドであったであろうと思われる場所が、海水が引かずに残っている様子です。

グラウンドの照明灯が海水の中に浮かんでいるよう。4月13日陸前高田市内で撮影。

沿岸地域では、被災に遭ったり避難所になったりして思いきってサッカーが出来るグラウンドやスペースが少ないとも聞いています。
そんなことからも、ここでサッカーに夢中になれるひと時を過ごしてもらい、少年たちの心に潜んでいるであろうストレスを解消してほしい。
そのことによって明日への活力を培ってほしいと、期待するものです。

ポスターの中で、
「岩手県を人の身体にたとえるならば右手がマヒした状態です。左手の私達は動ける。左手のフォローが必要です。両手合わせて岩手なのだから…。」
とのコピーがあります。
岩手の地図と向きあったとき、右手側が東で三陸海岸となります。そして、内陸側に紫波町。そのことを表現しています。

今日から22日まで東京で開催されるフェアを紹介するポスター

岩手県フットボールセンターの開場記念のプロジェクトも幸いに被災から免れたために企画できたものです。
私たちに出来ることは微力でしかないと思いますが、
同じ県民として少しでも早く元の生活に近い状況に近づけるようエールを送るものです。

因みに、紫波町ではポスターのとおり「震災に耐えたワイン・岩手紫波町フェアinいわて銀河プラザ」を、
今日から来週22日まで開催するそうです。売り上げの一部を義援金として活用するとのこと。
この催しも、また「微力ながら思いは大きい大震災へのエール」の一つの企画といえると思います。

〔担当;G〕