日々のオガール
オガールとは
2012.03.06
2月20日~3月4日まで限定販売された小昼ハウスの「ひなまんじゅう」♪
<小昼ハウス>の皆さんから頂戴し、大変美味しく頂きました^^
本当にありがとうございました。
毎年この季節に大人気の商品ということですが
今年は、桜の季節にも「さくらまんじゅう」と名付けて販売予定とのことです。
淡いピンク色と緑色が、あたたかな春を感じさせてくれますね♪
今回は一日300個のペースで手作りされ、14日間で4,000個ほど販売したそうです!
生まれたての赤ちゃんのように柔らかく、トゥルンっとした生地をまとった、可愛らしいおまんじゅう。
中には勿論、特性の餡がぎっしり詰まっています!
我が家では「はなまんじゅう」と呼んでおり、天国の祖母の思い出の味です。
家族で小昼ハウスのひなまんじゅうを頂きながら、懐かしい色合いと風味に感動し
贈り物を届けてもらったような、あたたかな気持ちに包まれた雛祭りとなりました。
皆さんも是非、桜の季節に味わってみてくださいね♪
<小昼ハウス>
住所 紫波郡紫波町高水寺田中68
TEL 019-672-6080
営業時間 9:30~16:00
定休日 無休 (年末年始休業)
〔担当:の〕
2012.03.05
3月2日(金)~4日(日)、日詰商店街で「紫波のひなまつり」が開催され、取材に伺わせて頂きました。
日詰商店街の「平井邸」には、艶やかで美しいさまざまなひな人形がところ狭しと展示され
紫波町観光ボランティアしゃ・べーるさんから「平井邸」の歴史やひな人形についてのお話を伺いながら
特別な空間の中で、日詰の歴史と文化を肌で感じさせて頂きました。
今年は、普段は見ることのできない「来迎寺」の秘宝も公開され
大変貴重な機会に、多くの方が訪れている様子でした。
日詰の歴史の深さと、それを愛し守り続ける方々の想いを改めて感じた特別な時間でした。
〔担当:の〕
2012.03.03
平成13年7月19日に、町内2番目のNPO法人として生まれた「紫波みらい研究所」が設立10周年を迎え、記念誌を発行することとしたそうで、その寄稿依頼をいただきました。
そのお陰で10年以上前の、少なからず関わりがあったこれらのことを振り返る機会がいただけたようです。
紫波みらい研究所は、平成12年6月2日から4日にかけて紫波町で行われた「町制施行45周年記念、知ろう・話そう・行動しよう、環境新世紀イベント」で発せられた「未来宣言」の中で設立することが表明されたもので、紫波町の「循環型のまちづくり」のけん引役としての役割が期待されました。
平成11年7月26日に紫波町が策定した「紫波町資源循環推進計画」が、現在に至る紫波町の基本政策の一つである循環型まちづくりの起源となるものです。そして上記の環境新世紀イベントと未来宣言が、そのスタートアップでした。
何事によらず、特に役所はそうですが、前例のないことや先進的なこと、創造的なことに対して慎重であることが多いように思います。
急ぐことなく十分に検討し、リスクの少ないように取り組むべきである、ということがその理由でしょうし、間違いではありません。
一方では、推進する役割の側でも試行錯誤と苦労はつきものです。
紫波みらい研究所も先例のない事業展開の推進に苦労されたと思います。
10年を契機として一層の、組織と活動の飛躍を期待いたします。
あわせてみると、循環型のまちづくりも13年目を迎えていることになります。
有機資源・無機資源・森林資源・世代間・町内外(交流)・経済・技術(伝承)の各循環を協働で進めて環境と福祉のまちづくりを行うこと、と言えるでしょうか。取り組み以来、「循環型まちづくり条例」(平成13年6月15日制定)の主旨に沿って町民、市民がそれぞれの役割を認識し、責務を果たしてきており、このまちづくりの成果として結実してきていると感じています。
オガールプロジェクトの象徴的施設とも言える官民複合施設の「オガールプラザ」については、先ごろフォーラムと現場見学会を開催しました。
その際にも話があったかと思いますが、この事業にあたっては、循環型のまちづくりの主旨に沿うような取り組みを行っています。
経済の循環では町内の人材、企業などが多く参加し、より多くの経済効果が発揮されるよう意を用いています。
技術の循環(在来工法の伝承)では工法の工夫と町内企業の技術者の参加があります。
森林資源循環として、100%、町内産木材や周辺地域産材を活用しています。
スギの集成材である柱のほか屋根・壁・床の合板は町内産、計250㎥を使用しています。梁に使っているカラマツなどの地域産材を合わせると846㎥の木造施設となっています。
素材換算すると約で2,100㎥、皆伐面積にして約7haに相当するほどです。
循環型のまちづくりや公民連携によるまちづくりの思いが込められたオガールプラザは、6月オープンを目指して工事が急ピッチで進められています。
〔担当;G〕
2012.03.02
オガール現場見学会、続編です!
中央棟2階の見学をする参加者の皆さま。
大空間の中で天を見上げ、想いを馳せている様子でした。
オガール地区見学後は、日詰商店街の「平井邸」を見学させて頂きました。
「オガールフォーラム」では紫波総合高校様、平井邸様に会場提供のご協力を頂き
大変貴重な機会を頂きました。ありがとうございました。
また、前日まで大雪に見舞われたオガール地区を
前日の夜11時から除雪作業を行って下さいました紫波町建設部土木課、都市計画課の皆さま
本当にありがとうございました。
ご参加頂きました皆さまにも、改めて御礼申し上げます。
このご縁が、「オガールプラザ」オープン後
オガール地区からまち全体へ、そして全国へと、つながっていきますように。
〔担当:の〕
2012.03.01
27日からシアトルに来ております。
今回のミッションは、オガールプラザにテナントとして入居していただく、Macchinesti SHIWA
のデザイン確認と、調度品の調達サポートです。
その他にも、ノードストローム副社長面会、設計会社訪問など、エキサイティングなツアーです。
到着早々、Macchinestiを経営されていますシアトル在住のMr.ツスージと、今回のカフェの設計者伊藤朱子さん、カフェオーナー、Macchinesti SHIWAでバリスタとして活躍するお二人と合流しました。
写真は、バリスタ(ニックネーム:シュガーズ)が、本場シアトルのカフェでトレーニングしている様子です。
トレーニング場所として提供してくれたのは、私の友人であるジェームス・アロウド氏。ツスージさんも、ジェームスさんもシュガーズが淹れたラテを絶賛。
本場シアトルでも認められたバリスタが立つMacchinesti SHIWA、どうぞお楽しみに!
2012.02.29
皆さんのご参加、ご協力のもと、大盛況となりました
「オガールフォーラム」午後の部の“オガール現場見学会”!
その様子をご紹介したいと思います!
前日の大雪を感じさせないほどの恵まれたお天気の中無事に開催することができ
近隣住民の皆さま、産直「紫波マルシェ」の会員の皆さま、そして町外からも合わせて
150名以上の多くの皆さまにご参加頂きました。本当にありがとうございました!
引き続き、現場見学会の様子をご紹介いたします!
〔担当:の〕
2012.02.28
「オガールフォーラム」午前の部では、紫波町と弊社から
プロジェクトおよびオガールプラザの概要について説明を申し上げた後
オガールデザイン会議4名のデザイナーの皆さまから
「オガールプロジェクトの意義と価値」と題してパネルディスカッション形式でお話頂きました。
まずは、都市再生プロデューサーでオガールデザイン会議委員長の清水義次様から
「オガール地区デザインガイドライン」のあり方やテーマなどについてご説明頂き
その後、各デザイナーの皆さまからプロジェクトへの関わり方、想いなどをお話頂きました。
建築家で「オガールプラザ」設計者の松永安光さんからは
「オガールプラザ」が、デザインガイドライン適用のモデルケースであることや
地元の資材と技術を活用し、日本の伝統的な手法で木造建築を作ることの意義について
紫波の風土や景観との出逢いからお話頂きました。
グラフィックデザイナーでオガールプロジェクトのインフォメーションデザインを担当する佐藤直樹さんからは
オガールのロゴマークの設計に込められた想いとその意義についてお話頂き
また、紫波町図書館や紫波マルシェのロゴマーク、そして町内のインフォメーションデザインなど
今後の展開についても触れて頂きました。
ランドスケープアーキテクトで「緑の大通り」の設計者である長谷川浩己さんからは
建物と広場の一体的活用が、行為のバリエーションを増やすことや
今までになかった形の場所になり様々な活動を支えることになること
そして、オガール地区から面としての広がりがまち全体をつなぐことになるなど
ランドスケープの意義についてお話頂きました。
日本を代表するデザイナーの皆さんから各分野の意義について紫波を舞台にお話頂くことが
今まさに、オガールプロジェクトの価値をさらに高めることにつながっていると
改めて実感した、貴重な時間となりました。
〔担当:の〕
2012.02.27
昨日、紫波中央駅前を舞台とし、皆さまのご参加、ご協力のもと
「オガールフォーラム」を無事に開催することができました。
この場をお借りし、心より御礼申し上げます。
午前、午後の部を合わせ延べ300名近くの皆さまにご来場頂きましたことに深く感謝しますとともに
「オガールプロジェクトの意義と価値」について
言葉や空間を通して、少しでも感じて頂けていれば幸いです。
フォーラムの様子は、数回に分けて当ブログで紹介させて頂きますので
ご参加頂けなかった皆さまにも、是非ご覧頂ければと思います。
繰り返しとなりますが、ご協力いただきました多くの皆さま、本当にありがとうございました!
今後もオガールプロジェクトをよろしくお願いいたします。
〔担当:の〕
2012.02.24
いよいよ明後日に迫った「オガールフォーラム」。
当日、パネルディスカッションでお話頂くオガールデザイン会議4名の皆さまの言葉を
誠に勝手ながら、今週のブログでご紹介させて頂きました。
是非、実際に会場にて皆さまの心と体で
「オガールプロジェクトの意義と価値」を感じとって頂ければ幸いです。
ご来場の皆さま(限定200名)には
“オガールプロジェクト”のコンセプトブックをお渡ししたいと思います。
オガール息子。と娘。が、一つひとつ、感謝の想いを込めて作らせて頂きました。
どうか、皆さまのお手元に届きますように。
それでは26日(日)、紫波でお待ちしています!
〔担当:の〕
2012.02.23
オガールのプロジェクトアドバイザーである株式会社アフタヌーンソサエティ代表取締役の清水義次さんは
3331 Arts Chiyoda代表を務められてる他、現代版家守業の実践と啓蒙に注力され
都市再生プロデューサーとして、全国各地でビジネスモデルの構築に挑まれています。
「幸せを感じる生き方を考えると、紫波はその魅力に溢れている。
紫波は、将来、自分の移り住む場所の絶好の候補地である。」
と、紫波の暮らしの豊かさについて、いつもお話下さる清水さん。
農村部を含めた紫波全体の積極的なホスピタリティの本質を持ち続けながら
都市的洗練をオガールや中心部が担うことで、紫波は世界に誇るまちになる―、
そんな想いを込めながら、紫波のまちづくりに携わり続けて下さっています。
これからの紫波においては、歴史性と新しい情報を出すことが大切であり
その際に、「歴史のDNA」が大変重要になるといいます。
前回来町頂いた際には、
「中心部を線ではなく面で捉え、リノベーションや保存再生しながら新しいものをつくり
今あるものを生かしながら、今の形をどう表現していくかについて
少しずつ考え、動き始めれば、必ず5年後にはまちに変化が現れる。」ともおっしゃって頂きました。
そのゆるぎない一歩を踏み出す契機となるのが今回の「オガールフォーラム」であり
客観的に紫波を感じて下さっているデザイン会議4名の皆さんのお話を伺うことで
このまちに暮らす誇りを、改めて実感する機会となるのではないかとも思います。
また、これから紫波を知って下さる方、何らかの形で携わって下さる方にとっても
(20日(月)のブログでご紹介した長谷川浩己さんの著書『つくること、つくらないこと』では“準市民”と表現されていました)
紫波を末永く愛して頂けるきっかけとなれば嬉しく思います。
是非、26日「オガールフォーラム」へご来場下さいませ。
〔担当:の〕