日々のオガール
オガールとは
2011.11.17
先日、日詰商店街に向かう路地を歩いていた際に
大根の収穫を終えたばかりのお母さんと出逢いました。
「うーんと立派できれいな大根ですね。」と声をお掛けすると
「絵に描いたみたいでしょ。」と笑顔のお母さん。
毎年この時期に漬物用として大根を収穫し
漬け上がった物をご近所の皆さんにお配りするのを楽しみにしているのだそうです。
空と水、大地、緑、人のぬくもり。
「オガール」ロゴマークのインフォメーション・デザイン「青」「黄」「緑」「赤」の色合いを
連想させてくれる鮮やかで美しい出逢いでした。
〔担当:の〕
2011.11.16
昨日に引き続き、<協同組合遠野グルーラム>の加工工場で行われた
【構造用集成材】の検査について、ご紹介します!
検査では、「加工図」をもとに各部寸法や接合部の角度について確認されたほか
集成材の含水率についても測定されました。
1本の原木から必要な寸法に切り出したものを「無垢材」といいますが
今回使用する【構造用集成材】は、「無垢材」と比べて収縮や変形が少ないのが特徴です。
今回、<協同組合遠野グルーラム>様へ伺ったことで
現地工事現場だけではなく、こうした多くの方々の関わりで
「オガールプラザ」が日々築き上げられていることを改めて実感しました。
今週末、現場にいよいよ木材が搬入される予定とのことです!
〔担当:の〕
2011.11.15
先週、遠野市の<協同組合遠野グルーラム>の加工工場へ伺い
「オガールプラザ」整備事業に使用される【構造用集成材】の検査が
設計監理者と施工者、弊社立ち会いのもと行われました。
検査の様子をお伝えする前に、まずは【構造用集成材】についてご紹介します!
【構造用集成材】は、木材を再構成して作られる木質材料のこといい
まずは素材となる木材が、機械で切り揃えられるところからスタートします。
これらの木材は、接着剤を塗布しながら幾重にも重ねられ
圧力を掛けて貼り合わせ、接着されます。
そこから一つひとつ丁寧に美しく磨きあげられていくことで【構造用集成材】となるのです。
「オガールプラザ」の“柱”には、紫波町産の「杉」が
また“梁”には、紫波町産と一部県内産の「唐松」が使用されます。
「循環型まちづくり」に取り組む紫波町、そしてオガールプロジェクトにとって
「オガールプラザ」は、町産木材、なかでも汎用性のある集成材を積極的に活用することで
森林資源の循環に大きく寄与する建物になっていくことと思います。
次回は、検査の様子をお伝えします!
〔担当:の〕
2011.11.14
オガール息子。&娘。ランチの旅いきます~!!
今回は、「海鮮丼」が評判との噂を聴き付け、長岡の<お食事処 和純>へお邪魔しました!
オガール息子。が注文した海鮮丼<梅>は
ご飯が見えないほどに7種の海鮮がふんだんに盛り付けてあります♪
海鮮丼は、<梅>980円、<竹>1,380円、<松>1,980円と選ぶことができるほか
焼き魚定食や日替わり定食(580円)を注文されている方も多いようでした!
皆さんも<和純>で、座敷に座ってまったりランチを楽しんではいかがでしょうか♪
<お食事処 和純>
住所 紫波郡紫波町栃内字上屋敷51
営業時間 11:30~14:00
17:00~23:00
定休日 水曜日
〔担当:の〕
2011.11.11
今日、財団法人民間都市開発推進機構様が紫波町に来訪されました。
紫波中央駅舎待合施設にて紫波町経営支援部企画課公民連携室の高橋室長から
プロジェクトの概要について模型を用いて説明を申し上げた後
オガールプラザ工事現場現地および<岩手県フットボールセンター>を視察されました。
お時間を割きご来町頂きましたことに厚く御礼申し上げますとともに
今後も御支援を頂けるよう事業を進めて参りたいと思います。
〔担当:の〕
2011.11.10
「産地の景色が見えるコーヒーを飲んでみませんか?」
カフェの本場シアトル在住の辻純一さんが代表取締役を務める<株式会社マキネスティコーヒー>。
その本社及び工房が、東京両国にあります。
マキネスティのコーヒー豆は100%スペシャルティーコーヒーと呼ばれる最高品質の豆のみを使用しており
本社ではこのスペシャルティコーヒーの焙煎、豆の販売のほかカフェオープンのためのコンサルタント、トレーニングを行っています。
そして、官民複合施設「オガールプラザ」東棟1階(紫波中央駅側)には<株式会社田清>が運営し
<株式会社マキネスティコーヒー>でトレーニングを受けたバリスタのいるカフェがオープンします。
10月中旬、両国本社でバリスタ研修中のおふたりに取材させて頂きました。
2週間の研修期間、午前はコーヒーの歴史や基礎知識の習得
午後はコーヒーの抽出方法や調理について実践的な訓練を積み
本格的なバリスタとしてのスタートを切られたおふたり。
「コーヒーの世界に携わるのは初めてですが、学ぶことが楽しいです。」
と話して下さったのは、佐藤栄子さん。
また、「お客様がくつろげるような最高の空間を作ってけたらと思います。」
と話して下さったのは、佐藤美和子さん。
オープンまでの期間、岩手での自主トレーニングや本社での研修を重ね準備を進めていくそうです。
来年6月、紫波のバリスタが抽出する一杯のコーヒーが、「オガールプラザ」に素晴らしい香りと味わい
そして沢山の出逢いや物語を生み出して下さることでしょう。
〔担当:の〕
2011.11.09
今日は、「くらみち感謝祭」が日詰商店街で行われ
軽トラ産直市会場のふれあい広場やなんバザ・ホールは多くの買い物客で賑っていました!
試食も盛り沢山!で、食べることに夢中になりすぎてしまった私・・
今日は、オガール息子。撮影の写真でお楽しみ下さい!
㈱よりんりん舎の岡村さんにご紹介頂きながら、紫波の「漬物味くらべ」を堪能。
白いご飯と一緒に食べたい!そんなあなた(と私)のために、炊きたてのご飯も用意されていました!
なんバザ・ホール前では、紫波町の銘菓が勢揃い!
期間限定の「あっぷる鯛焼き」は、オガール息子。も絶賛ですので
ぜひ皆さまも、名物のなんバザ焼きとはまた一味違った美味しさをお楽しみ下さい♪
テント販売など店先の空間を上手く使うことで
「見る」「見られる」の関係が成り立ち
お客様に対するおもてなしの心を表現することができるのですね。
明日は、今日に引き続き日詰商店街で開催されている「食堂祭り」に行ってきます!
ではまた明日、商店街で!
〔担当:の〕
2011.11.08
昨日、オガール地区の工事現場にて取材を行っていた際、ふと紫波中央駅方向を見ると
現場の入り口手前から、小柄な女性がきょろきょろと工事の様子を伺っているのが見えました。
私は、一瞬でそれが自分の母であることに気が付きました。
<紫波町図書館>の開館を心待ちにする一人であり、<紫あ波せ本舗>での買い物帰りに立ち寄ったそうです。
そのとき私は、「オガールプラザ」西棟(紫波マルシェ)側にいて
現場の入り口までは、約140mのほどの距離がありました。
視力の良くない私にとっては視覚的に、あるいは様々な条件から判断したというよりは
瞬間的に、なにか本能のようなもので感じとった気がしました。
母と私の間には、100m走よりも遠い距離と多くの工事車両が立ち並んでいましたが
母の後ろには、紫波中央駅舎と紅葉した紫波の東の山並みがはっきりと見え
そして私の目の前には、「緑の大通り」と「オガールプラザ」のアーケードが
すでにそこに存在するように思えました。
「緑の大通り」は、人々が集い活動する広場であり
「アーケード」は、天候から守られながら自由に行き交うことができるというそれぞれの役割や特異性があります。
しかし、昨日実際に私が感じたのは、自分の立つ場所から見つめる先に存在する人のぬくもりであり
ただその先を見つめる、それだけで十分な役割を担うように感じられました。
「緑の大通り」や「アーケード」は、その先に見えるものや人
まだ見えていないものやこれから出逢う人、未来に対する「希望」の場所とも言える気がします。
今後、「オガール」が多くの方々にとって「希望」に溢れた場所になっていければと思います。
〔担当:の〕
2011.11.07
今日、オガール地区にて「飲料水兼用耐震性貯水層」の埋設工事が行われました。
現場は、下の写真右側の青色をした重機が見える辺りです。
<紫波町水道事業所>給水サービス室技査の松岡さんにお話を伺ったところ
今回の工事は、今後「オガールプラザ」や「緑の大通り」で使われる水、
そしてアヴニール紫波地区にお住まいの皆様のお宅に供給される飲料水を
蓄えるためのタンクを埋設するものだそうです。
片寄浄水場から流れついた水がここに一度貯水され
通常時は常にこのタンクから給水されますが
緊急時には自動的に遮断され、消火活動などに使われるそうです。
詳しくは、<紫波町水道事業所>のホームページ「水先人~水のコンシェルジュ~」をご覧ください!
〔担当:の〕
2011.11.05
大抵、ピザは丸い形をしています。
が、私の作ったピザはどうもうまく延ばせなくて、いびつな四角形にしか成形できないでしまいました。
結果として、十分美味しくいただけましたが…。
自分は、紫波言葉でいえば相当に「てんどなし」(技術力がないこと)であることが明らかになってしまったようです。
10月22日、土曜の午後、地元の農家組合で自分たちの町の「循環型まちづくり研修」を行いました。
紫波町内には、岩手中央農協の農家組合が107あるそうです。
町内の正・準農協組合員4,179戸は各々の地域の農家組合に所属し、農家コミュニティを形成しています。
小生は兼業農家ですが正組合員で所属。我が組合の構成戸数は33戸になっています。
今回の事業は組合の年間行事の一つとして開催したもので、紫波みらい研究所に企画運営をお願いして実現しました。
有機資源循環の「えこ3センター」、森林資源循環の「虹の保育園」、地産地消の「紫波フルーツパークの果樹農園とワイナリー」の見学の後、同パーク内の体験工房でピザパイづくりにも挑みました。
体験後は試食を兼ねた「ピザ&ワインパーティー」での締め括り。
「硬軟織り交ぜた中身のある研修事業だった」
「町内でも初めて訪ねたところがあった」
などと評価の声が、ほろ酔い加減の参加者から聞かれました。(お世辞だったかもしれませんが…)
そのピザづくり体験の成果が変形のピザでした。
両手それぞれの人差し指から薬指までの3本をくっつけて、中央から外側へ、指の跡形で厚さを推し測りながら生地を延ばし、徐々に薄く、ま・あ・る・く延ばしていくのですが、どうしたわけか思いが叶わず、偏った方向へ伸びて行ってしまって修復できずじまい。
私にとっては結構難しく感じまして、少々、恥ずかしい結果になった次第です。
写真を見て私の下手さ加減を笑ったあなた、作ってみたことがありますか?
この歳になっても未経験のことはたくさんあるもので、結構引き込まれてしまって、冷や汗か脂汗か、を流してしまいましたよ。
是非、未経験の皆さんも挑戦してみては如何でしょうか。
体験工房ではピザのほかに、豆腐やソーセージ作り、蕎麦打ちなどもメニューとして準備されていて、要予約で体験できます。(紫波フルーツパーク)
この日のピザは、生地は町内産の小麦粉と米粉、トッピングの野菜、きのこなども町内で調達できるものは町内産を使用、ワインももちろん町内産で、地産地消を地で行った半日でした。
紫波町は町の重要施策として「循環型のまちづくり」を進めています。
地産地消を包含する有機資源、無機資源、森林資源の各循環、世代の循環、経済の循環、町内外の人の循環(交流)など、それぞれの分野で事業が展開されています。
個々の内容については紙幅の都合で割愛しますが、紫波マルシェを始め弊社事業も経済の循環や人との交流、地産地消などなど、その一翼を担っています。
社業の進展が町づくりに寄与することに繋がっていきます。
そのことを肝に銘じて諸般に取り組んでいきたいと考えています。
※ 明日6日、午前10時から午後3時まで道の駅・紫波の前広場、産直あかさわ、フルーパークエリアで「秋の収穫感謝祭」が開催されます。
紫波の旬を味わいにお出かけしませんか? 「飲」「食」が豊富なようです。
紫波中央駅から無料のシャトルバスも運行されるとのことです。
※ 循環型まちづくりの視察研修は紫波みらい研究所で対応しています。(紫波みらい研究所)
〔担当;G〕