オガール

About Usオガールプロジェクトとは

オガール娘。

2011.03.31

希望の光

今日は、「オガールプラザ」の建築設計を担当する㈱近代建築研究所
代表取締役の松永安光氏と田島芳竹氏が、震災後初めて来町されました。
交通手段が限られている中、東京を車で早朝に出発し、6時間かけてお越しいただき
早速、「オガールプラザ」の工事の工程や資材調達の見通し等について、JV事業者間で話し合いが行われました。

協議に出席したオガール息子。の話では、松永氏が今朝来町し最初に抱いた印象は
プロジェクトに携わる紫波の人々が普段通りの生活と明るい表情をしていることであり
そうしたことからも松永氏は、「“オガール”から“希望の光”を」と実感されたそうです。

甚大な被害をもたらしたこの度の大震災の後では、当初の予定通り工事が進まないことが懸念されましたが
今日の会議では、決して立ち止まるのではなく、オガールは着実に歩み続けるのだという決意と
その共通認識を持つことができたように感じられ、皆が先を見つめて、希望を持って話し合いが行われたといいます。

「オガールプラザ」平成24年グランドオープン!

オガールが「未来」を切り開く存在となる、そう信じて、前へ進んでいきたいですね。 

オガールプラザ建設予定地

今日も夕日が沈み、明日を迎えようと「紫」色に染められた紫波の空は
「希望の光」を象徴するかのように、いつにもまして美しく感じられました。 

〔担当:の〕 

2011.03.30

オガールプラザ不動産管理業務等提案説明会

今日は、「オガールプラザ」の不動産管理業務等の提案について説明会を開催いたしました。 

説明会の様子

「オガールプラザ」の最大の特徴は「官民複合施設」という点であり
完成後は、紫波町とオガールプラザ㈱が、連なった3棟の建物を区分所有することとなりますが
今回は、官と民が共有する施設部分(連結棟やアーケード、駐車場等)について
不動産の管理手法をご提案いただくこととなります。   

説明会へ同席し、不動産の管理には、エレベーターや消火設備、清掃やゴミ処理など
幅広く且つ細やかな配慮が必要であると認識いたしました。   

当社HP最新情報にも掲載しておりますが、今回の提案募集は
オガールプラザ㈱の維持管理計画立案の一助のために実施いたしますが
最終的な契約締結の際には、今回の提案に参加していただいた法人様から
選択させていただく予定となっております。
今後ともオガールプロジェクトをよろしくお願いいたします。   

〔担当:の〕 

2011.03.29

クラブハウス消防検査

今日は、紫波消防署による「クラブハウス」の消防検査が実施され
岩手県サッカー協会千田様をはじめクラブハウスの設計者、施工業者が立合いを行いました。

消防検査

新築された建物の消火設備、電気設備の設置及び避難等の消防対策がされているかが一つずつ確認されると
検査は無事完了となり、千田様のお話では、4月中旬頃からの使用開始となる予定ということです。

検査を実施する様子

フットボールセンターのグラウンド整備工事も今日から再開され、ライン引きの作業が着々と進められていました。

グラウンド工事再開

日々一歩ずつ、オガール地区も前へ進んで行きます。

〔担当:の〕

2011.03.28

空間から場所へ

今日、岩手県フットボールセンター「クラブハウス」の“サイン”の設置が行われました。

カッティングシートを貼る様子

オガールプロジェクトにおいてグラフィックデザインを担当する
㈱アジールにデザインしていただいたカッティングシートが
クラブハウスの施設内外へ、一枚一枚丁寧に貼られていきます。

審判控室
WC

空間とは「空っぽの間」と書きますが
“サイン”が加わることで、そこが「場所」へと変化していく・・

クラブハウス西側出入り口

クラブハウスの完成を今日また新たな気持ちで実感しました。 

クラブハウスの玄関から望むサンビレッジ紫波と青空

フットボールセンターのオープンについては現在延期となっておりますが
県内の前向きなニュースを、紫波町から少しずつ発信していけるようになればと思います。 

〔担当:の〕 

2011.03.25

自転車競技部のふたり

燃料がなくとも、紫波には心強い味方がいるのです。
それは・・・・「自転車」!

紫波高校の自転車競技部

競輪選手を輩出し、町営の自転車競技場を持つ紫波町は、全国でも有数の「自転車のまち」であり
紫波ならではの光景として、国道396号などを競技用自転車で走っているサイクリストの方々をよくお見掛けするのですが
ここ数日は、まちなかをスマートな自転車(ママチャリ含め)で駆け抜ける方が多くなったように感じています。

同級生のふたり。新年度から2年生になるそうです

先日、紫波中央駅前で出逢ったふたりは、紫波総合高校の自転車競技部の学生さん。
部活のことや友達のこと・・ふたりの話を聞いていたら、気持ちがとても前向きになりました!
「オガール」のことも知っていてくれたようで、さらに嬉しい!

ガソリン需給の均衡が少しずつ図られてきているようですが
この機会に、自転車と若者の力に、まちが動かされていくようになるといいですね^^

〔担当:の〕

2011.03.24

大きな屋形として

昨日、「(仮称)紫波マルシェ」にテナントとして入居を予定している「稲藤一のそば」の事業に関する打合せが行われ
同じく紫波マルシェに入居する㈱田清、代表取締役の田村清記様、専務取締役の田村英司様
総務課スーパーバイザーの大平忍様に講師としてお越しいただきました。

稲藤公民館にて 勉強会の様子

まずは、主力商品となる「ざるそば」と「かけそば」を試食。

「ざるそば」の試食
「かけそば」湯気とともに香ばしさが漂う

試食後には、 「皆さんのあたたかな表情が伝わってくるようなそばだ。」とのご感想と
大平様より店舗運営に関するノウハウ等のご指導、また、接客サービスの心得として
「地域に合った心からのおもてなしに尽きる。」とアドバイスをいただきました。

代表取締役の田村様よりアドバイスをいただく様子

創業135年という歴史とともに、常に新しい形態での店舗や食文化を岩手から発信し
地元から愛され続けている田清様の“ぬくもり”と“真摯な心”を私たちも勉強させていただき
また、専務取締役の田村様からご挨拶いただいたように、「大きな屋形」として「(仮称)紫波マルシェ」が成功していく
はじめの一歩となる大変貴重な機会であったと感じております。

厨房にて 稲藤第一生産組合の皆さんが調理する様子

明日、稲藤第一生産組合では志和公民館で大槌の皆さんにそばを食べていただく予定とのことです。
稲一の皆さんの「あたたかさ」が、きっと伝わることでしょうね。

〔担当:の〕

2011.03.23

想いは叶う 人は宝

ちょうど1ヶ月前となりますが、2月23日に<第6回子育て創生ワークショップ>が開催され
新潟で<子育て応援施設「ドリームハウス」>を運営する新保まり子さんの講演をお聴きしました。

講演会の様子。新保さんの柔らかな声が印象的でした

自身が子育てで苦労されたご経験から
同じ想いを抱えるお母さんたちを助けたいという思いで<ドリームハウス>を立ち上げたという新保さん。
あの日新保さんがおっしゃられていた言葉を、今、思い返しています。  

「一人のために、あなたのために。」 

「ゼロからでも、”想い”があれば生み出せる。」 

そして、 「想いは叶う 人は宝」という力強いメッセージをいただきました。 

未来の自分に宛てた葉書。オガールプラザが完成する頃に、新保さんが全員へ送り届けて下さるそうです

<ドリームハウス>のHPを拝見させていただきましたが
日本全国、世界各国同様に、新潟でも支援の輪が広がっているようですね。
「あなたのために」とおっしゃっていた新保さんのあたたかな想いが伝わってきます。  

参加者全員で記念撮影、笑顔が溢れる

こうしている今も、新しい命が誕生し、育まれています。
その「命」と「未来」を、大切にしたいものですね。

〔担当:の〕

2011.03.22

子供たちの声が響く商店街

地震の影響により休業していた日詰商店街の<なんバザ・ホール>が
今日、一週間ぶりに営業を再開しました!!

一週間ぶりに開店したなんバザ・ホール

<なんバザ・ホール>を運営する「ひづめ町の駅運営協議会」会長の内川さんにお話を伺ったところ
今日は開店直後から、「この日を待ち詫びていた!」というお客さんが大勢来店され、
また、被災された方々の受け入れを行っている志和公民館へ届けるためにと
お弁当やお惣菜を購入された方も多くいらしたそうです。

今週の営業時間のお知らせ

「商店街では、地震の後から普段はあまり見かけることがない若い家族連れなどが
買い物に来ているのをよく見かけるようになった。」と話す内川さん。

子供たちの声が響き渡る商店街

それぞれの“気付き”により、「“浪費”’から“省エネ”へ」、「“自動車で郊外”から“自転車でまちなか”へ」・・
町内では、そんな生活スタイルのシフトが芽生え始めているように感じます。

〔担当:の〕

2011.03.19

みんなが「我が町・紫波のスポークスマン」

東日本大震災の被災者の皆さん、同じ県内の被災者のみなさんお見舞い申し上げます。
先週12日の予定のブログが一週間遅れとなってしまいました。  

「オガール大縁会」の様子は、既にオガール娘ブログで紹介していますが、私も感じたことをお伝えしておきたいと思います。  

大縁会のプログラムは結構盛りだくさんでした。  

紫波町は、今でこそ市町村合併のあおりを受けて日本一ではなくなりましたが、餅米(ヒメノモチ)の一大産地です。
そのPRを担う出前餅搗き隊「もちモチ王国紫波ひめ隊」が発足したのは平成10年暮れのこと。
全国放送のテレビ出演をしたこともあり、いまでも各方面からお声がかかって出動し、
各イベントの盛り上げと紫波町の餅米の宣伝に一役買っています。  

あっ、それはさておき、大縁会でも冒頭の開会行事で役場の若手が餅搗きを行い、
町民有志の方がすぐにこれを調理し、皆さんに振る舞っていました。
舌鼓が駅前広場に響いていましたよ。  

この日は出前餅搗き隊ではなく、町職員の若手と助っ人のお母さんの「えんどり」で、餅搗き賀行われた

また脱線ですが…。
東京駅ビル内で岩手の食材のイベントを行った際に、
通りかかった若い女性が搗き上がった餅を指さし「これは生で食べられるんですか?」
その場のスタッフ「…?、…、エっ…? 」。
これは極めて稀なエピソードでしょうが、食する機会が少ないとも言えるかもしれません。
あるいは単に、件の女性の知識不足、情報不足かもしれません。  

戻りまして…。
「ギャラリーウオーク」も設けられました。  

事業計画や活動状況の紹介コーナーの各ブースを回って説明を受けたり、意見交換を行ったりするなどの時間帯です。
私は主にサッカー協会のコーナーで、競技場のこと、競技人口や競技システムのこと、
今年のフットボールセンターの予定のこと、県内のサッカー界の状況のことなどを聞く機会を得ました。  

初めて聞く中身に感心したと同時に、県内最先端のフットボールセンターが間もなく町内で供用開始されようとしているのに、
サッカーについての基礎知識の不足している自分に驚きました。
とっても良い機会であったと同時に、自分みたいな人が結構多いのではないか? といった思いもよぎりました。  

競技場の、今年の土日祝日の予定がほぼ満杯で、その週末の予定がどんなになっているか、
そのチーム情報なども有用な情報であり、地元の人間は知っていて、伝えてあげられるようでありたいものです。
基礎知識と、説明力と、情報収集と伝達ツールの必要を感じたひと時でした。  

土日祝日はもちろん、その他の日も応援の方々も多数来られ、町が初めての人もいるでしょう。
この際、町のファンになっていただけるチャンスであり、紫波のことも、より多く知っていただきたいものです。
地元の人間にとっては大きなビジネスッチャンスでもあります。  

大縁会では、この日を起点に一層のオガールプロジェクト情報を発信していこうとの思いが確認されたようでした。
この日参加した人、また発表した人たちは十分承知なのですが、課題は参加できなかった人たち、町から遠い人たちです。
そんな人たちが圧倒的に多いのです。
一人が二人へ、二人が八人へ、さらに…、と広がっていければいいですよね。  

サッカー協会の紹介コーナーでは、日本サッカー協会の記録ビデオも紹介された

町内情報の発信活動、伝達活動を行っている団体に「シャベール」があります。
情報を収集し、研修しながら積極的に活動しています。
しかし、頑張っていますが、決して多くない人数ではおのずと限界があります。 

たとえば紫波の「ヒメノモチ」のこと、会場となった「紫波中央駅」のこと、
中央駅真ん前にある「モニュメント」と「タイムカプセル」のことなど、
「オガールプロジェクト」はもちろん、この日にまつわること一つを取り上げても知って、伝えたいことは膨大です。 

中央駅開業記念モニュメント「ヘリックス」。写真右にはタイムカプセルもある。

現に紫波町に住んでいる私たちそれぞれが、町の様々な良いところや情報を、
多くの皆さんに少しでも伝えていくことといたしましょう。
誇りある我が町・紫波のスポークスマンの役割を、町の人たちみんなが発揮していくことが出来れば最高です。  

そんなことをつらつら思い起こした一日でした。

〔担当;G〕

2011.03.18

女性農業者がもつ力とつながり

町内でも、様々な支援の輪、活動が広がっておりますが
今日お話をお伺いした<産直あぐり志和>の細川栄子さんもそのお一人であります。 

JA女性部、<あぐりちゃや>のメンバーを中心に、被災直後から炊き出しを行い
農家の知り合いを通して、毎日、大船渡市や大槌町などの被災地へおにぎり等を届けているのだそうです。
届け先は、避難所とは認定されていない民家(何軒家で寄り添うように生活を送られている方々のところ)であり
その日届けた人が、現地では何が必要なのかを直接聞き、必要な物資を把握をして支援を行っているといいます。
被災した方々が必要とする物資は、刻一刻と変化しているのが現状であり
必要な物を必要な分だけ届けることが最も大切だと細川さんは話します。 

物資が近くまで行っているのに届かないという現状・・
毛細血管の役割を果たすための燃料が足りていないのならば、人力しかないと判断されている方も現地にはおり
そのために、手押し車(物資を運ぶため)、ポリタンク(水を溜めるため)、長靴、軍手等を必要とされているそうです。
<NPO法人紫波みらい研究所>では、早速それらの準備を進めていました。

支援の方法について検討を行う様子

最後に、<NPO法人紫波みらい研究所>からお預かりした皆様へのお願いです。

ご家庭の廃食用油回収のお願い

お近くにお住まいの皆様、ご協力のほど宜しくお願いいたします。 

〔担当:の〕