日々のオガール
オガールとは
2011.04.26
今日、完成したグラウンドでいち早くプレーを楽しんでいたのは、日詰小学校の5年生のみんな。
試合の休憩中、「リフティングを見せて!」とお願いすると、グラウンドの奥からリフティング王が登場!
みんなが注目するなか得意技を披露し、また、私が着用していたジャンバーのロゴマークを見て
「オガールだ!」「この写真、オガールに載るらしいよ!」と元気にピースサインをしてくれました!
そんな子供たちの姿を、優しく見守る一人の男性。
紫波中央駅前のアヴィニール紫波地区にお住まいで、今日は見学にいらしたとのこと。
「一年前には考えられなかった景色がここにある。本当に気持ちがいいね。」と、芝に腰掛け
子供たちの声に耳を澄ましながら、柔らかな笑顔でお話下さいました。
駅前に誕生した巨大な緑の空間、そこに響く子供たちの元気な声は
訪れる人を幸せな気持ちにする特別なパワーを持っています。
大袈裟かもしれませんが、このことが、震災後の今、多くの方々の御支援、御協力を経てオープンする
岩手県フットボールセンターの“すべて”のような気がしたのです。
今日、この瞬間、グラウンドにいたすべての人が、笑顔でした。
〔担当:の〕
2011.04.25
いよいよ、岩手県フットボールセンターオープンまで、5日となりました!
練習や試合に必要な備品が納入され、フットボールセンターの風格が日々増していくグラウンド。
もうすぐサッカー少年たちの笑顔に逢えるのだと思うと、胸が高鳴ります。
岩手県サッカー協会では、オープンに先立ち、より多くの皆さんにフットボールセンターを知って頂くため
今日から見学会を開催しています。
日 時:平成23年4月25日(月)~27日(水) 午前10:00から午後3:00まで
場 所:紫波町紫波中央駅前二丁目1-1
岩手県フットボールセンター (サンビレッジ紫波隣)
入 場 料:無料
見学方法:クラブハウス内の事務所に声をかけてから見学をお願いします。
※団体で見学される場合は、あらかじめ、ご連絡をお願いします。
問合せ先:(社)岩手県サッカー協会 岩手県フットボールセンター
TEL 019-681-8011
どなたでも見学頂けますので、是非この機会にお立ち寄り下さい!
〔担当:の〕
2011.04.22
紫波特産品フェアには、強力な助っ人が集結して下さいました!
ブログや雑誌、テレビ等で活躍されている経済金融評論家の山口正洋さん。
紫波の農を愛し、一昨年にはAERA臨時刊行「得する農業」にて特集を組んで下さるなど
その人脈と発信力で、オガールのみならず紫波に深く携わり、御支援頂いております。
今回のフェアでは丸一日、ワインの販売に御尽力頂きました。
ワイン雑誌「ワイナート」にて主筆を創刊時から10年間勤められた日本を代表するソムリエの田中克幸さん。
今回のフェアの発起人である盛岡市のワインバーアッカトーネ代表松田宰さんの師匠であり
岩手、特に紫波のワインのポテンシャル、土壌を高く評価し、今回も急遽駆けつけて下さったそうです。
震災後、壊滅的な被害を受けた陸前高田を訪れ、その帰りの車中、今出来る最大限(スペシャル)を尽くしたい・・
そんな想いから、これまで御自身が携わってきた飲食の世界での経験を生かし、今回の企画を立案したという松田さん。
「幸いにも、この震災にワインも私たちも耐えた。ワインは、大地のエネルギーを吸収した希望である。
岩手を訪れたくても来れない東京の方々に岩手のワインを飲んで頂くことで
それぞれのエネルギーに変え、復興への力にしてほしい。」
今回の売上の一部は被災地に義援金として送り、また今後も長期的な復興支援に取り組んでいく決意を語って下さいました。
ご覧ください、この盛況ぶり!
岩手を想い、農を支え、愛して下さる方々がこれほど沢山いらっしゃる・・
今後も、岩手を、紫波を末永く愛して頂けるよう、丁寧に、感謝の気持ちを
持ち続けたいものです。
そして何より、「食」は人を笑顔にする!
経済、雇用・・今回の震災がもたらす影響は量り知れませんが
第一次産業が岩手復興の鍵となることを、2日間で改めて実感しました。
〔担当:の〕
2011.04.21
いわて銀河プラザの「紫波特産品フェア」について、今日からたっぷりとお届けいたします!
ということで、まずは商品のラインアップから。
特に好評だったのが、艶やかな色合いの「賢治のトマト」で
生のトマトは、初日の早い段階で完売してしまうほどでした。
そして、いよいよ明日が最終日となります!
いわての恵みが、一人でも多くの方の心に届きますように。
〔担当:の〕
2011.04.20
今日は、「稲藤一のそば」の事業に関する第2回打合せが行われ
前回同様、㈱田清の専務取締役田村様、総務課スーパーバイザーの大平様
そして、㈱清次郎の料理人である田村様に講師としてお越しいただきました。
(第1回目の様子は、3月24日のブログをご覧ください。)
以下、オガール息子。の実況中継でお届けします!
今回は、天ぷらの揚げ方とそばのつゆ“かえし”について、実践的なノウハウの伝授が行われました。
天ぷらの素材には、稲藤第一生産組合の浅沼組合長が昨日新山で収穫した”ばっけ”など季節の食材が用いられ
田村料理人が、見た目や食感などそれぞれの素材の特徴に合わせた揚げ方のコツがあることを丁寧に説明下さいました。
「パリッとした食感が命」と田村料理人がおっしゃる天ぷらは、まさに神業。
その調理の手際は、皆が見惚れてしまうほど美しいものでした。
前回同様、田村料理人からも稲一さんのそばの味に太鼓判をいただき
オープンまでの一年間では、“かえし”や「紫波産の素材」の研究
また、メンバーの特徴を生かした役割分担の必要性など具体的なアドバイスを頂戴しました。
そして、あくまでもそばに拘り、「本物のそば」を提供することに魂を込めていくことが確認され
紫波マルシェ関係者が改めて意識を共有することができ、組合員の皆さんの結束力もさらに強まったように感じられました。
心強いアドバイザーであり、また大きな屋形としてのパートナーでもある㈱田清様の存在もあり
そばの味や技術、そして、組合員の皆さんの気持ちも高まり、オープンへの期待がさらに膨らむ機会となりました。
〔担当:の〕
2011.04.19
岩手県フットボールセンターのグラウンド整備は、いよいよ最終段階へと突入。
最先端の重機を用い、多様な工程を経て重層的に作り上げられてきたグラウンドも
最後は、人の手によって・・
昨日現場に伺うと、細かなチリやホコリの除去、芝の長さ調整などが手作業で進められていました。
人の手が、グラウンドに優しく触れ、その丁寧で滑らかな動きが
広大なグラウンドを一歩ずつ完成へと導いていることに深く感銘を受けました。
さらにそれを強く胸に刻みつけたのは、昨日の抜けるような澄み切った青空。
今月30日には、このグラウンドを元気いっぱいに笑顔で走るサッカー少年たちを
東根山、岩手山と共に、是非皆さんにもあたたかく見守って頂ければと思います。
〔担当:の〕
2011.04.18
先週ブログにてご紹介しましたが、4月16日(土)から東京銀座の「岩手銀河プラザ」にて
「ガンバロウ岩手!紫波町特産品フェア」が開催されています。
今回のイベント発起人であるソムリエの松田宰さんをはじめ
㈱紫波フルーツパーク、㈱まちづくり企画などが出店し
ワインやジュース、キッシュ、米、もちもち牛コロッケなど紫波の特産品を販売!
16日(土)、17日(日)の2日間は、大変な賑いでした!
ということで実は急遽オガール娘。も土日と、取材兼お手伝いに行ってまりました。
紫波町ご出身の方、
紫波の近隣市町村ご出身の方、
岩手をはじめ被災地にご家族やご友人がいらっしゃるという方、
仕事や旅行で岩手を訪れたことがあるという方、
そして、今回、初めて紫波を知って下さったという方・・
ご来店いただいた皆さんにお話を伺うと、それぞれ様々な想いを抱えながら
紫波の特産品を手に取って下さり、一つひとつの言葉に胸が熱くなりました。
それらの言葉や想い、特産品フェアの様子など
ブログで数回に分けてご紹介させていただきたいと思います。
ひとまず本日は、ご来店いただいた皆さんに心より御礼申し上げます。
そして、引き続き22日(金)までイベントは開催されておりますので
都内にお住まいのお知り合いの方などにお声掛けいただければと思います。
<紫波町特産品フェア>
日時 平成23年4月16日(土)~22日(金) 11時から18時まで
場所 いわて銀河プラザ(東京 銀座)
〔担当:の〕
2011.04.16
大震災の発生から1カ月と5日が経過しました。
この間、被災された皆さん方にとっては瞬く間であったことだろうと推察します。
今置かれている環境が、多くの皆さんのお力によって一日も早く、少しずつでも改善の方向に向かっていてほしいと願っています。
が、計り知れないストレスがかかっていることは想像に難くありません。
極度の緊張が続く中にあって、ほんの少しの時間でもこれをさっぱり忘れること、
何事かに夢中になっている時間を持つことが出来ればストレスの解消に繋がることでしょう。
なかなか解き放たれることが無いかもしれませんが、心のケアも求められることでしょう。
震災の影響を受けて遅れていた岩手県フットボールセンターが供用開始されるとの情報は、本ブログやHP新着情報で既にご案内のとおりです。
国難とも言える状況下で竣工し、オープンするという節目をどのように捉えて銘記していくかを関係者で相談しました。
結果、この大震災から立ち上がるための応援、エールを送ることが大切ではないか、そのような機会とするべきであるとの考えでまとまり、
皆さんに協賛を呼び掛けて「がんばろう いわて キックオフプロジェクト」を催すこととしました。
一つはエールの歌声を贈ること。
そしてまた、被災の下閉伊、上閉伊、気仙3地域のサッカー少年たち多数を招待し、
新しいサッカーグラウンドで思い切りサッカーに夢中になってもらうこと。
が主な内容です。
国土地理院の調べでは、陸前高田市は今回の震災で53㎝から84㎝の地盤沈下があった、との報道がありました。
中でも同市の小友町は84㎝で、被災3県で最も大きかったとのことです。
写真は、以前は陸地でグラウンドであったであろうと思われる場所が、海水が引かずに残っている様子です。
沿岸地域では、被災に遭ったり避難所になったりして思いきってサッカーが出来るグラウンドやスペースが少ないとも聞いています。
そんなことからも、ここでサッカーに夢中になれるひと時を過ごしてもらい、少年たちの心に潜んでいるであろうストレスを解消してほしい。
そのことによって明日への活力を培ってほしいと、期待するものです。
ポスターの中で、
「岩手県を人の身体にたとえるならば右手がマヒした状態です。左手の私達は動ける。左手のフォローが必要です。両手合わせて岩手なのだから…。」
とのコピーがあります。
岩手の地図と向きあったとき、右手側が東で三陸海岸となります。そして、内陸側に紫波町。そのことを表現しています。
岩手県フットボールセンターの開場記念のプロジェクトも幸いに被災から免れたために企画できたものです。
私たちに出来ることは微力でしかないと思いますが、
同じ県民として少しでも早く元の生活に近い状況に近づけるようエールを送るものです。
因みに、紫波町ではポスターのとおり「震災に耐えたワイン・岩手紫波町フェアinいわて銀河プラザ」を、
今日から来週22日まで開催するそうです。売り上げの一部を義援金として活用するとのこと。
この催しも、また「微力ながら思いは大きい大震災へのエール」の一つの企画といえると思います。
〔担当;G〕
2011.04.15
昨日、今日と、紫波町も春らしい暖かさに包まれましたが
あいにくの曇り空により、残念ながら気持ちの良い青空と出逢うことはできませんでした。
それでも、いつ眺めても美しいグラウンド。
今日は晴れないかなと一日に何度も空を見上げながら
フットボールセンターが完成に近づいていく様子を日々写真に収めております。
天気が良いと、クラブハウスと薬師神社の杉林の間にちょうど東根山を望むことができますので
開場記念式並びにキックオフプロジェクト当日が快晴となるよう心から祈るばかりです。
来週にはグラウンドが完成する予定ということで、いよいよ最終仕上げの工事が進められていきます!
〔担当:の〕
2011.04.14
事務所隣の梅の花が、満開になりました!
折角の機会ですので、より美しい写真を皆さんにお届けしたい・・
ということで、今日はオガール息子。による撮影でお楽しみ下さい。
オガール娘。は、まだまだ勉強中。
フットボールセンターのコートを疾走する元気な子供たちの姿を
当日ご来場いただけない皆さんにもブログを通してお伝えできるよう
少しでもカメラの腕を磨かなければ!と、現在、猛特訓中です。
〔担当:の〕