日々のオガール
オガールとは
2011.07.16
「今日も朝から暑いね」「暑くて参るね」「今日も30度以上かア」。
普段の挨拶になっています。
私はなぜかこの言葉を耳にすると、単純に宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節が思い起こされます。
(前略)
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
(中略)
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボウトヨバレ
(後略)
原文は「ヒドリ」ですが、「ヒドリ」(日取り=日雇い仕事か)なのか「ヒデリ」(日照り)の誤記なのか、など研究論争もあるそうです。
私は研究者ではないので何とも言えませんが、旱魃のことなんだろうなとの理解は昔も今も同じです。
詩の話は、まず置いて。
梅雨明け宣言がなされたことは、既に御案内のとおりです。
異例づくめの昨今の天候ですが、7月11日の東北北部の梅雨明けは、昭和26年の統計開始以降、過去3番目に早い記録だそうです。
(ということは統計開始以降今年で60年目。統計還暦かア)
加えて、平年40日の梅雨期間は、今年は半分の20日だったとか。
7月9日の紫波町の最高気温は、午後2時47分に34.6度を記録したそうです。
因みに、こちらは町の7月の観測史上最高だったとか。(7月10日付け盛岡タイムス記事から)
…まだ7月は残っていますので予断は許しませんが…。
オガールの事務所が中央駅前の現場事務所の一角に引っ越してから1カ月と10日が過ぎました。
事務所の構造は言うまでもなくプレハブ造りになっていて、言わば乗用車の中にいるような、との表現が合うかもしれません。
夏になって…連日30度超。
陽が照ればすぐ反応して室内温度は急上昇します。直に照らされている感じで、天井近くに設置しているエアコンは熱い空気を噴き出しているのではないか、とさえ思える状況です。
断熱材など不十分なのでしょうが、贅沢は言えませんし、ここ1年の辛抱だと考えれば我慢をしなければならないでしょう。
ただ冬も心配ですね。
「雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ」といくかどうか。
愚痴をこぼしながら、この一年の日数をどうにかして稼いでいかなくてはならないようです。
来年の今頃は「オガールプラザ」がオープンしているでしょう。
オガールプラザの着工が少し遅れています。
現在のところ8月上旬には起工式を行いたいもの、と考えていますが…。
関係者、機関が最後の詰めの作業を行っていますので、その最終の結論待ちの状況です。
ただし、スタートは少々遅れたとしても、来夏6月のオープンは予定通り行うことで進めています。ご期待下さい。
異常も慣れてくれば平常になりますね。
昨年、今年の暑さも、地球温暖化とも言われながらこれが普通になって行くのでしょうか。
どこかの国の首相も異常と思われるほどなんやかんやと言われています。
先ごろまで、それでも耐えている姿に異常を感じましたが、もう少ししたらそれが当たり前になったりして……。
それはそれとして、「寒さの夏」は望めそうもありません。(もちろん冷害ではこまりますが…。)
お互い暑さにめげず夏を乗り切りましょう。
冬の寒さへの愚痴を目指して。
〔担当;G〕
2011.07.15
風鈴約150個が店舗前を彩る<紫波ふる里センター>。
これは、産直の組合員の皆さん一人ひとりが被災地へ向けて
そして岩手の復興を願いメッセージを書き込んだもので
今月10日から展示されています。
組合長の堀切さんにお話を伺ったところ
近く、小学校からも寄贈される予定ということですので
さらに、彩りと華やかさが増すことでしょう。
想いの込められた一つひとつの優しい言葉たちが
初夏のさわやかな風とともに、沿岸地区へ届きますように。
〔担当:の〕
2011.07.14
今日、見頃を迎えた赤沢あじさいロードにて
四葉のクローバーを見つけたような嬉しい出逢いがありました。
あじさいもホタルも、全ての生き物が今この一瞬を生きている、
だからこそ、懸命に美しく、光り輝いているのでしょうか。
「自分自身もそうありたい」
と願いながら、あじさいロードから<紫波ふる里センター>へ移動し
購入したみたらし団子を食べる私。
紫波を愛する「花より団子」なオガール娘。でした^^
〔担当:の〕
2011.07.13
7月2日(土)、岩手大学教育学部の「社会教育課題研究」フィールドプログラムの一環として
24名の学生の皆さんが紫波町を訪れ、サンビレッジ紫波を会場に
紫波町と弊社から「公民連携とオガールプロジェクトの取り組み」ついて講義を行いました!
このフィールドプログラムは、<NPO法人みらい研究所>を通して継続的に実施されているもので
半期の講義全15回が「紫波」を題材に構成され、環境、産直、NPO活動など
町内で活躍する幅広い分野の方々が講師となり授業が行われています。
この日は一泊研修ということで、夜はラ・フランス温泉館にて学生と講師の交流会が開かれました!
町内で展開されている多くの取り組みは勿論ですが
それに携わる方々が持つ地元への愛着と誇りが
何よりも紫波の財産であることを改めて実感した一日でした。
岩手大学の学生の皆さん、暑い中ありがとうございました!
ぜひまた紫波町、そしてオガール地区へ遊びに来て下さいね♪
〔担当:の〕
2011.07.12
昨日届いた梅雨明けの知らせ。
カラッとした心地よい風が吹き抜けるボルロッティ畑の中で
湿った空気が恋しそうなカエルさん。そんなに寂しい目をしないで。
そして・・
茜色に染まる紫波の空も、初夏の訪れを知らせてくれているようでした。
〔担当:の〕
2011.07.11
紫波町ポイントカード会では、<復興支援Tシャツ>の販売を行っています。
これは、東日本大震災の継続的な復興支援活動の一環で
Tシャツの売上の一部を義援金として寄付することを目的としたもので
活動の輪を日本全国へ広げていきたいという願いが込められています。
サイズはS・M・L・XLの4種類、1枚2,100円(税込)で
日詰商店街㈱よんりん舎内の紫波町ポイントカード会事務局にて販売しています。
商店街へお買いものに行かれる際は、ぜひお立ち寄り下さいね!
<(教)紫波町ポイントカード会>
住所 紫波郡紫波町郡山駅57-3 ㈱よんりん舎内
TEL 019-672-5599
2011.07.08
本日、<小昼ハウス>さんから、とても素敵で貴重なプレゼントを頂きました。
紫波の一等米から作られるつきたてのお団子は
作り手の皆さんが生み出す優しい柔らかさと、鼻に抜けていくお米の上品な香りが
一瞬で至福の世界へと導いてくれます。
こうした紫波のこだわりを象徴する“本物”の逸品が「紫波マルシェ」を彩り
紫波の食の文化をより広く、根強く発信していければと思います。
〔担当:の〕
2011.07.07
寄り添いあうふたり。
はなればなれのふたり。
すれ違うふたり。
たとえひとりでも、大切に想う人が遠くにいたり。
七夕の今日だけは、想いが通じ合う、そんな夜になるといいですね♪
〔担当:の〕
2011.07.06
先週作付を行ったオガール産「ボルロッティ」!
今週月曜日の朝。
懸命に、そして可愛らしく、顔を出し始めたボルロッティ。
一夜にして、どんどんとおがり・・
今日は、太陽の光をいっぱいに浴びて、気持ち良さそうに葉を開いていました。
植物とは、これほどまでにエネルギーを持ったものなのかと驚かされると同時に
こうした一つひとつの生命を頂くということの尊さを改めて実感しています。
〔担当:の〕
2011.07.05
今日は“ホタル”に逢いに、紫波をめぐる旅へ。
紫波町広報担当の熊谷さんの案内のもと
同じく広報担当の小倉さん、オガール息子。とともに
辺りが暗くなり始めた午後8頃に中央部を出発し
上平沢、赤石、赤沢、彦部とホタルツアーを満喫しました!
田の上を滑るように飛ぶホタル。
空には輝く星。
大きな林を背に飛び交うホタルは、空との境界線を感じさせず
地平線で星が瞬いているように見えました。
そして・・
澄んだ空気。
小川を流れる水の音。
「お風呂上がりにホタルを探しに来たの。」と話すご家族との出逢い。
紫波の自然と住まう人の心が織りなす美しさを、全身で感じた梅雨の一夜でした。
〔担当:の〕