日々のオガール
オガールとは
2011.07.30
「7月中に草刈りを終えるように」との営農指導が農協から出され、農村部の至るところで早朝から草刈り機械の音が鳴り響きました。
今日あたりは大分収束してきているようですが、まだまだ草刈りの旬と言えるでしょう。
カメムシが田んぼの畦畔や道路の土手、転作田の雑草を住処にしていて、それが稲穂に入り込むと米粒に斑点が付き消費者に嫌われるため、これを回避するための対策の一環だそうです。
自分は第二種兼業農家なので詳しくはないのですが、農家のこの草刈り作業は、カメムシ期も含め年間を通じて時間数が最も長いのでなないでしょうか。
イコール大変な作業なわけです。
私もこの辛い作業が5月から10月上旬まで続きます。
フウ~ッ、という感じ。
しかし、草刈り後はスッキリ、サッパリして大変気持ちの良いものです。
子供のころ、寝転がって気持ちの良い土手とそれが出来ない土手があったのですが、今思えば、親たちが苦労して、当時は鎌だったでしょうが、その土手の草刈りを終えてくれた後の気持ち良さだったのだな、と思い起こしています。
(この年になってから、とは気付きが遅かった)
私の作業範囲には農地のほかに町道の法面があります。
これが最大の難儀なのです。
勾配がきつく、足元が安定せず、砂利が多い上に一往復では終わらずで、しかも3カ所、約400mもあるので大変苦労します。
けれどこれは自分ばかりではありません。町の多くの人たちは、それぞれ自分の農地近くの町道管理の一翼を担う形で草刈りをしています。
町の管理だからと放っておく人は少ないのです。
町道の総延長が約950㎞もあると聞きました。
町民の皆さんのお手伝いが無ければ、到底、草刈りなど手に負えるはずはありません。
夏になると、私担当のこの法面に月見草、待宵草が咲きだします。
去年まではこれを無視して刈ってしまっていました。その部分だけを残す作業が、大変さに輪をかけるからです。
今年は発想転換をし、「心にゆとりを持って」と自分に言い聞かせ、可能な限り残す努力をしてみました。
何年かしたなら、法面いっぱいに月見草が増えているのかもしれませんね。
楽しみにしていてください。
公の場の維持管理は行政の課題でもあります。
町では公共の場の里親制度との意味を持つアダプト・プログラムを推進しています。「町ピカプログラム」と名付けられ、現在、7団体が登録して河川や道路の清掃などをしているそうです。
町道の「法面草刈り町民」たちは、登録はしていませんがこの趣旨には合致していそうです。
オガールエリアの真ん中に「緑の大通り」、ブールバールが作られます。
設計概要が固まり、今年度には着工の運びとなるようです。
みんなが集う心地の良い区域にしたいものですね。
けれど、そのエリアの草刈りを「G」一人でやるにはチョット大変かもしれません。
その時は、あなたも是非手伝っていただけたら……と。今から…。
〔担当;G〕
2011.07.29
7月25日(月)、「第7回 紫波マルシェ生産者連絡会」を開催致しました。
今回は、産直の運営規程や出荷要領等の案の再確認が行われ
「紫波マルシェ」のスタートに向けて、着実な一歩を踏み出すことができたように思います。
明日、7月30日(土)14時~と18時半~
8月2日(火)10時~と14時~ 生産者の皆さんへ向けた説明会を開催します。
当日、ご参加頂けない方も最新情報から資料をご覧頂けますので
是非ご検討頂ければと思います!
〔担当:の〕
2011.07.28
昨日、「もちの里 小昼ハウス」さんの視察研修に同行させて頂き
一関市花泉町の農家レストラン「夢みる老止(おとめ)の館」に行って来ました!
花泉町といえば、紫波町と同様に「お餅のまち」として伝統と文化があり
「こがねもち」という品種の餅米を使った餅懐石や出前餅つき隊など
様々な取り組みをしています。
「夢みる老止の館」の代表である佐々木善子さんは、11年前から餅文化をアピールしようと
4名以上の予約制で、餅膳と山菜膳を提供しています。
お膳右上の「大根と人参のなます」は、消化を助ける作用がある他
異なる味付けのお餅を食べる間につまむことで
口の中を洗うという意味もあるのだそうです。
最初に「つぶあん」のおもちが登場し
続いて、この地域でしか食べることの出来ない「エビもち」、「じゅうねんもち」
「ふすべもち」(ごぼうと鶏肉)と続きます。
伝統的な佇まいの中で、おなかも心も満たされ
また、佐々木さんがお餅にかける情熱にも胸を打たれました。
紫波町も、「紫波でしか味わうことが出来ないお餅」を
今後も発信していきたいですね。
小昼ハウスの皆さん、夢みる老止の館の皆さん、ありがとうございました。
〔担当:の〕
2011.07.27
先日、「オガールプラザ」の縄張りの検査が
株式会社中居敬一都市建築設計により行われました。
担当の菅野さんが、設計図面と現場の状況を見ながら
ベンチマークを基準に、敷地境界線と建物の位置を入念に確認しました。
(中居設計の青いマークのヘルメットをしているのが菅野さんです。)
ベンチマークとは、建物を建てる場合の高さと位置の基準となる“原点”のことだそうです。
施工を担当する佐々木建設株式会社現場代理人の泉舘さん
橘建設株式会社の菊池さんが、図面の寸法と縄張りの位置を計測して
図面と現場に相違がないことを確認しました。
西、東、中央の3つの木造の棟と2つの鉄筋コンクリート造の連結棟からなる
「オガールプラザ」は、約135mもの長い建物となります。
工事は、これから約一年間かけて進んでいきます。
どんなときも“原点”を忘れずに、成長し続けていきますので
皆さんには長い目で見守って頂ければと思います。
〔担当:の〕
2011.07.26
お道具箱に習字道具、ピアニカにリコーダー
それから運動着とプール道具、運が良いと給食着まで。
夏休みに入る数日前から、「少しずつ家に持って帰るように」
と先生から指導されるのだけれど、終業式の日には
決まって両手いっぱいの荷物を抱えることになってしまうのです。
家路の途中で何度も立ち止り、休憩し、両手の荷物を持ち替えたり・・
想像以上に、心が折れそうになるものです。
そして、ようやく家に着くと
「今日はお土産いっぱい持って帰ってきたのね。」
と、畑仕事をする祖母が笑いながら優しく声を掛けてくれたことも
まるで昨日のことのように思い出されます。
少しの間逢えなくなる友達と
日が暮れるまでおしゃべりを楽しむのも終業式の日のお約束。
すぐにまた逢えることが分かっているのに、絶え間なく続くおしゃべり。
こんな風景を「緑の大通り」でも見ることが出来るといいなぁと
帰宅する子供たちの様子を見ながら、様々な情景が思い描かれました。
そして、今は、目には見えないけれど
両手いっぱいの優しい思い出に包まれた日々であること、その尊さを実感しました。
町内の小学校では、夏休みを迎えています。
楽しい思い出がたくさん出来るといいですね♪
〔担当:の〕
2011.07.25
紫波マルシェの生産者募集説明会を今週末から開催することとなり
町内の各産直施設や公民館等に案内のポスターの掲示をお願いいたしました。
ご協力頂きました各施設の皆さま、本当にありがとうございました。
(説明会の日程等については、最新情報をご確認ください。)
説明会に関することなど、下記連絡先までお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております!
<紫波マルシェ運営主体:オガール紫波株式会社>
TEL 019-681-1316
FAX 019-681-1318
〔担当:の〕
2011.07.22
<紫波農園>で、ブルーベリーの摘み取りが行われており
先週末、家族揃って体験に伺いました!
「時間を忘れて、ゆっくりと満喫して下さいね。」と店長の菊池史子さんから
お声掛け頂き、緑豊かな広々とした農園へ早速出発!!
12品種、2,400本もあるというブルーベリーの木々を渡り歩きながら
一つひとつ食べ比べ、自分好みのブルーベリーを探すという贅沢な時間を満喫。
そして、“運命の味”と出逢えたときには
なんとも言えない感動までもを味わうことができるのです!
お持ち帰り用のパックにも、「紫波の旬の味」をしっかりと詰め込みました♪
2011.07.21
先週金曜日、日詰商店街駐車場を会場に
「地酒&ワインまつり」が開催され、商店街は多くの方で賑っていました!
紫波町ゆかりの酒造店と自園自醸ワインが一堂に会し
また、軒を連ねる屋台の一画では、被災地応援特設コーナーとして
陸前高田や宮崎県の特産販売が行われるなど
震災復興を祈念してのイベントとなっておりました。
紫波の大地のエネルギーから育まれた日本酒とワイン、
そして人々の活気と賑いに溢れ、紫波の魅力を全身で満喫した一夜となり
さらに、紫波で出逢った皆さんとお会いし、言葉を交わすことができる喜び、
人とのつながりが財産であると実感する素晴らしい機会となりました。
さて、日詰の夜はこれから!!
この後、まちなかでどんな深ーい夜を過ごしたか・・は、
またの機会にご紹介したいと思います♪
〔担当:の〕
2011.07.20
官民複合施設「オガールプラザ」の着工に向けて、いよいよ準備がスタートし
先週、オガールプラザ予定地に縄張りが行われました。
クラブハウスの建設の時にも感じたことですが
縄張りがされている時点では、建物の大きさが見えてこないのですが
建設されていく過程で、その建物の広さや奥行、偉大さが
湧き上がってきるように実感されてくるものです。
この地に、空間が創出され、人々のアクティビティやシーンが生まれる、
建物の着工とは、ここで繰り広げられるあらゆる出来事のはじまりのように思えます。
東根山を望みながら、期待に胸が膨らみました。
〔担当:の〕
2011.07.19
サッカー女子W杯優勝の興奮冷めやらぬ昨日、<岩手県フットボールセンター>にて
沿岸地区のサッカー少年少女を招待してのイベントが、(社)岩手県サッカー協会主催で開催されました。
去る4月30日の岩手県フットボールセンター開場記念では
小学5、6年生を対象とした「がんばろういわてキックオフプロジェクト」を開催しましたが
今回は小学3、4年生を対象とし(元気な2年生も参加!)、バス4台をチャーターして
沿岸地区から約110名の子供たちが紫波を訪れ、サッカーを楽しんでいました。
今回のイベントは、6月27日に(社)岩手県サッカー協会へお渡しした
「キックオフプロジェクト」の協賛金の残金を使用し、開催されました。
協賛頂きました全国の皆様には、改めて御礼申し上げます。
当日、午前11時からは元日本代表の小倉隆史さんを講師としたサッカー教室が行われ
午後からは交流試合が行われました。
ボールを追いかけ、元気にグラウンドを駆け回るサッカー少年少女たち。
未来の日本代表を目指す選手たちの姿は
照りつける真夏の太陽よりも、眩しく輝いていました。
〔担当:の〕