日々のオガール
オガールとは
2012.10.27
私共紫波マルシェでは10月10日付で酒類の小売免許をいただき、先週から酒類の販売を始めています。
まずは自園自醸ワインから始めていますが、追って、南部杜氏発祥の地の紫波町に四つある造り酒屋「吾妻嶺」「月の輪」「廣喜」「堀の井」の自慢の日本酒も買っていただけるようにしていきます。
どうぞお楽しみに。
お酒のことといえば、火曜の夜、「アルザス・盛岡広域文化交流セミナー」なる催しがあり参加してきました。
講演とワイン交流会の構成で、初めて飲むフランス・アルザスのワインを楽しんできました。
フランス東北部のアルザス地方と盛岡市の文化交流を促進させようと2年前に組織されたという「盛岡アルザス委員会」の主催で開催され、約100人の皆さんが集いました。
紫波フルーツパークが醸造・販売している「自園自醸ワイン紫波」は9種類のラインナップですが、その中でも、特に白ワインの品種のリースリング、リースリングリオンが好評をいただいているようです。
アルザスワインも生産量の90%が白ワインであるとのこと。歴史、規模からは足元には及ばないということは承知の上でしたが、その違いに大きな期待感がありました。
そんなこともあったでしょう。アルザスワイン同業者委員会の広報担当者であり、醸造家でもあるティエリー・フリッチ氏の講演は大変楽しく、短く感じられました。
アルザス地方に横たわるヴォージュ山脈の裾野、約170㎞にわたってAOC(※)のワイン畑15,600haが広がっており、そこでのブドウ栽培農家は4,600軒を数えるとのことです。
2011年のエリア生産販売本数は1億4,000万本と大変多く、内75%が国内消費となり、輸出分のうち5%がアジア向けで、日本は中国に次いで輸入量が多いとのことです。
テロワールとは、ブドウの樹種、気候、地形や土質、栽培方法や技術、伝統文化などワインに与える外的な要因のことを指すそうですが、長い伝統を誇るアルザスワインが生まれるそうした好条件についても詳しく紹介がありました。
土質の7種類についても説明がありました。
紫波のブドウ畑も古い地層の石灰岩で構成されていると聞いたことがありますが、氏の説明では「石灰岩の地層はレモンのような酸味が特徴で、その余韻が長い」とのこと。
「そうか、それで紫波のワインは酸味に特徴があると言われているのか」と強い(…と私は感じる)酸味の根拠が初めて分かったような気になりました。
アルザスのワインは、他の地域とは異なりAOC名がブドウ品種となっており、7品種あるそうです。
その一つのリースリングは晩熟型で収穫期は遅く、そのため天候の影響が受けやすく栽培の難しい品種だそうです。が、一方で最高級品のアルザスワインを産み出す品種で、王様と呼ばれているそうです。
「辛口で気品があり、レモン、グレープフルーツのような果実味が繊細で、余韻が長く、ミネラルのニュアンスも伴い……(中略)……魚、甲殻類、白身肉、鶏肉などとの相性が良く(後略)…」との紹介を耳に残しながら、早速いただきました。
飲めば何でもおいしいと感じる私としては、味わいを言葉に表現できるほどの語彙や繊細な舌はありません。
しかし、16世紀には絶頂期を迎えていたというアルザスの歴史と伝統、確立された自信のようのものが感じられ、生まれて未だ10年にも満たない紫波のワインを一緒のまな板にのせて語るのは僭越で、きっと遠い将来のことなのだろうなと思った次第です。
紫波のリースリング、リースリングリオンは好きでよく飲みますが、本場といわれるアルザスを訪ね、現地で、それこそテロワールを肌で感じながら直接に、たっぷりと味わってみたいものだと、夢を膨らませた一夜でした。
※ AOCとは;フランス語の「アペラシオン ドリジーヌ コントロレ」の頭文字をとったもの。AOC法というものがあり、フランスの農業製品に与えられる認証のこと。製造過程、最終的な品質評価などにおいて特定の条件を満たしたものにのみ付与される品質保証で、同国の原産地呼称委員会が厳しく管理、統制しています。日本語では「原産地統制呼称」あるいは「原産地呼称統制」と言われているそうです。
〔担当;G〕
2012.10.26
昼下がりのオガール広場。
真っすぐに向かう愛情と、それを強く抱きしめる幸せ。
青空のオガール広場でこんな風景に出逢えたから、私も心から幸せなのです。
〔担当:の〕
2012.10.25
2012.10.24
紫波町水道事業所では、「紫波の安全で安心なきれいな水道水」
をイメージした紫波町らしいキャラクターとその名前を募集しています!
選ばれたキャラクターは、町の広報紙「しわネット」、
水道事業所広報「水きらめき」、ホームページ、
公用車への掲示など、様々な広報活動に利用される予定です。
詳しくは、紫波町水道事業所ホームページ“キャラクター募集”ページ、
又は、紫波町広報お知らせ版11月号、紫波新聞11月号の催し物ご案内ページをご覧ください。
プロ、アマを問わずどなたでも参加可能です。
たくさんのご応募をお待ちしています!
<問い合わせ先>
紫波町水道事業所 給水サービス室
〒028-3392 岩手県紫波郡紫波町日詰字西裏23番地1
電話:019-672-2111(代表)
電子メール:suido@town.shiwa.iwate.jp
〔担当:の〕
2012.10.23
先日、NHKのBSプレミアム「きらり東北の秋」のテレビ番組収録のため
岩手を舞台にした連続テレビ小説「どんど晴れ」(平成19年)に出演した
俳優の内田朝陽さんが来町し、撮影が行われました。
「発見!体感!匠(たくみ)の輝き 北上川紀行」という番組の中では
北上川の源流から河口までを下る様子が放送される予定となっており
紫波橋近辺での撮影の際には、市民活動団体「川を知る会」のメンバーの皆さんが
案内役を務められていました。
「川を知る会」は、平成13年1月に紫波町を中心とした内外の有志たちが集まり
暮らしから遠ざかってしまった北上川を見直し、有効かつ安全に川を利用したり川で遊んだりしながら
“ふるさと”の創造を目指し、活動しているそうです。
北上川は、陸路が発達していない頃から重要な交通路として利用され、
江戸時代前期、寛永年中(1624~1643)に石巻湊が整備され江戸への海上搬送が盛んになり、
南部藩でも寛永の末に盛岡を起点とする北上川の舟運を開発しました。
(「川を知る会」ホームページより)
この日の船頭を務めた川を知る会幹事長の佐藤美津彦様にお話を伺ったところ、
「北上川の舟運を再現するため、約7年前に宮古市北村造船所で小繰船“ごんべえ丸”を建造した。
この造船所は昨年の震災で被災し、残った船は少ないとも言われているため
貴重な船を今後も大切にしていきたい。」と話してくださいました。
この様子は、10月25日(木)午後9時00分から放送される予定です。
皆さま、是非ご覧ください!
〔担当:の〕
2012.10.22
2012.10.18
本日、紫波町情報交流館オープン記念講演として
元総務大臣で野村総合研究所顧問の増田寛也様を講師に
「市民が豊かになる分権時代」と題した講演会が2階大スタジオで開催されました。
また、講演後には、紫波町長藤原孝様、オガールプラザ代表取締役岡崎正信様を迎えての鼎談が
紫波町情報交流館館長工藤巧様の司会で開催されました。
「文化よ興れ」という演題の中で、地方分権や震災復興についてなど
多岐にわたり貴重な話をお聞かせいただき、
また、紫波町図書館やオガールプロジェクトについて触れると
「紫波町は、全国的に見ても協働や公民連携をはじめとしたまちづくりに意欲的に取り組んでいる。」
と、増田様の掲げる「“参加”と“帰属”」に基づき、ご意見をいただきました。
さらに、鼎談では増田様と藤原町長、紫波町との深い関わりについて触れるなど
紫波町情報交流館のオープン記念となる素晴らしい講演会でした。
〔担当:の〕
2012.10.17
先日、毎年恒例の“かかしまつり”を堪能しようと
オガール息子。と、産直<紫波ふるさとセンター>へ行ってまいりました♪
今年の組合長賞はこちら!
オガール息子。と、毎年心待ちにしている“かかしまつり”。
今年はすでに終了してしまったようですが、来年の開催もとても楽しみです^^
紫波マルシェでも、皆さまに末永くお出掛けいただくためのイベントなどを開催していければと思います♪
〔担当:の〕
2012.10.16
8月31日に開館を迎えた紫波町図書館は、オープンから1ヵ月以上が経過し
町内の方を中心に、近隣市町村の方や県内外から多数の皆さまにご来場いただいているようです。
現在、紫波町図書館では、以前に当ブログでもご紹介した開館記念企画展示「わたしの1冊」と同時に
企画展示「まちづくり」を開催しています。
今回の展示について主任司書の手塚美希さんは
「“まちづくり”について、他のまちではどうなっているかなどの
アイディアや情報を提供できればと思い、企画展示をしています。
来館される皆さんに、“まちづくり”について少しでも頭の片隅においてもらい
身近なことだと感じてもらえれば嬉しいです。」とお話くださいました。
企画展示「まちづくり」は、10月30日(火)まで開催予定です。
オガールプラザへお越しの際は、是非ご覧ください♪
〔担当:の〕
2012.10.13
心地よい温度の季節、実りの秋真っ只中を迎えています。
各地で収穫を喜び、分かち合う「収穫祭」「○○まつり」などイベントが目白押しの季節でもあります。
紫波町では今日、明日の2日間、「第29回紫波町産業まつり」が開催されます。
中心会場はオガールエリア内のサンビレッジ紫波周辺となりますが、紫波マルシェから150mほどのところであり、まつり主催者と一緒の気持ちでお客様をお迎えしていきたいと考えております。
紫波町産業まつりは今年で29回を数え、県内有数の恒例のイベントとして町内外から楽しみにされ、待たれるイベントとして定着しています。
元々は町や商工会、農協が個別に企画して開催していたものですが、昭和58年から統合して町全体としての取り組みとなって現在に至っているようです。
町内での神社以外の大きなまつり・イベントは、春は城山桜まつり、紫波夏まつり、秋の産業まつり、紫波冬まつりと四季を通じてありますが、今回の産業まつりは2日間イベントとして開催されていることもあり、最も大勢の皆さんが訪れます。
因みに、昨年は23,502人を数えたそうです。
餅米産地としては欠かせない恒例の餅まきはもちろん、新たに紫波総合高校生、北上翔南高校生のイベント参加の企画などを加えた今年は何人ぐらいになるでしょうか。
お時間が取れる方は是非お出かけください。お待ちしております。
今年はオガールプラザがオープンした最初の産業まつりです。
工事中の区間もあることなどからまつり会場とは一体とはなっていませんが、お互いに好影響を与えあうであろうことは想像に難くなく、どの程度の数として表れるか楽しみです。
ですが、楽しみばかりではなく、オガールエリアのスタート初年度としては、産業まつりという町を代表するイベントにどのように寄与できるかを推し測る機会とする必要があります。
過去の開催回数が28回を数え、成果も出ているということは旧慣墨守の好例かもしれません。上手な微調整も加えられてきたことでしょう。
しかし、環境が大きく変わった場合はどうでしょうか。今年の変化は過去に例が無い外部環境の変化かもしれません。
訪れる皆さん方に一層の満足を提供できるよう、相乗効果が発揮されるために新たに必要とするもの、役割を終えたもの等の検証を行い期待に応えていかなければならないと思っています。
昨年まで産業まつりに協賛する形で、まつり会場の一角を利用して初日夜に開催されていた「オータムワインガーデン」は、今年はオガール広場での野外開催に衣替えされました。
秋の夜長とも言いますが、それよりも、今夜の場合は、冷涼過ぎやしないかと…、ワインが五臓六腑に沁み込むまで時間と量がかかるのではないか、と心配なところもあります。
しかし、この季節で、この場所で、今までに例がない催しがどんな成果を収めるのか期待しているところでもあります。
今夜のこのオータムワインガーデンは、「前売り制」で「プチオードブル付き2,000円紫波ワイン飲み放題」となっていますが、当日入場の急なお願いが通じる余地が多少ありそうです、あるいはオードブル無しでの入場が可能かもしれません。
午後6時からです。思い立ってのお出かけは…どうでしょうか。
〔担当;G〕
2012.10.12
連日オガール地区を訪れて下さる皆さまの笑顔で華やかなオガール広場ですが
先日、紫波町公民連携室の皆さんが花壇の植栽をしてくださったことで
オガール広場は一段と鮮やかになりました♪
明日、明後日はサン・ビレッジ紫波で「紫波町産業まつり」が開催されます。
オガール地区へお越しの際は、是非オガール広場の美しい花壇もご覧くださいね♪
〔担当:の〕
2012.10.11
カフェ・マキネスティ紫波で過ごす時間は、何ものにも代えがたい特別なものです。
共にテーブルを囲む方、店内に流れる音楽。
その日のお天気、ガラス越しのオガール広場。
わたしの気持ち、あの人の気持ち。
日常と非日常の中で様々な要素が交差し
カフェ・マキネスティ紫波での時間は、より濃密なものになっていきます。
昨日ご案内した「オータムワインガーデン2012」でも
カフェ・マキネスティ紫波のお食事を愉しむことができるようです。
特別な時間を一緒に過ごしませんか?
〔担当:の〕
2012.10.10
先週末、「オガールプラザ」情報交流館とオガール広場を会場に
紫波町福祉まつり「ふれあいフェスタ2012」が開催されました。
町内外から多数のお客様にご来場をいただき
情報交流館では、1日に4,000人を超える来場があったそうです!
オガール広場を元気よく駆け回る子ども達の姿も多く見受けられました♪
さて、今週末もオガール地区では大きなイベントが行われます!
サン・ビレッジ紫波を会場に「第29回紫波町産業まつり」が、
そして、オガール広場では「オータムワインガーデン2012(PDF)」が開催されます!
ライトアップされた夕暮れのオガール広場でいただく紫波の自園自醸ワイン♪♪
気持ちも高まりますね^^
(オガールプラザ内で前売りチケットの販売を行っております!)
この季節は、町内のイベントが目白押しです♪
是非この機会に、紫波の秋を満喫されてみてはいかがでしょうか^^
〔担当:の〕
2012.10.09
10月5日(金)、8日(月)の2日間、オガール広場の竣工写真撮影のため
オガール広場のランドスケープデザインを担当する㈲オンサイト計画設計事務所の原行宏さんと
写真家の吉田誠さんが来町されました。
オンサイトさんの作品を約10年間撮影し続けているという吉田さんがこれまでに携わられた現場は
全国で約30ヵ所近くにもなるそうで、来町される前日も都内で撮影を行っていたそうです。
「オガール広場は、“岩手”の広大なイメージに寄りそいながらも
その中に、長谷川さん(㈲オンサイト計画設計事務所代表取締役)独自の強い線が刻まれている。」と吉田さん。
撮影の様子を取材させていただいた際、
オガール広場で起こる些細な動きや表情の変化に敏感に反応する吉田さんの姿は
大胆かつ繊細で、また、お話を伺う際の穏やかで素敵な笑顔が大変印象的でした。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
吉田さんには、どのような景色が見えていたのでしょう。
㈲オンサイト計画設計事務所のホームページなどで写真を拝見できる日が待ち遠しいです。
〔担当:の〕
2012.10.05
町立星山小学校にて。
産直センターあかさわにて。
日に日に深まる秋の気配は、紫波をより鮮やかに彩ります。
〔担当:の〕
2012.10.04
今年も、この季節がやってきましたよ!
優しい美味しい香りに誘われて、日詰商店街の<なんバザ・ホール>さんへ♪
今日はオガール息子。と久しぶりにランチの旅です^^
というのも、先日、当ブログで㈱寿広の新井さんとのご縁をお伝えした後、
なんと、<なんバザ・ホール>の看板娘さん(新井さんの娘さん)が、オガール息子。の同級生だということが発覚!
ますますのご縁を感じ、今年もたい焼きの販売がスタートしたとお聞きして伺ったのでした♪
お昼の時間帯に伺うと、次々とたい焼きの注文が…!一度に20個の注文も!
<なんバザ・ホール>さんのたい焼きの人気を、
そして何よりも、<なんバザ・ホール>の皆さんの存在の大きさを、改めて感じました!
温度管理の関係で涼しい季節にしか味わうことができない紫波の特別な「たい焼き」♪
皆さんも是非<なんバザ・ホール>さんに足を運んでみてはいかがでしょうか^^
〔担当:の〕
2012.10.03
9月30日に放映された特別番組「紫波オガールプロジェクト~先進的なまちづくり~」が
テレビ岩手様のホームページからご覧いただけるようになりました!
皆さま、どうぞご覧ください!
多くの皆さまからのご協力をいただきながら、オガールプロジェクトはさらに輝きを増していくことでしょう。
その姿を、この場所からずっと見つめ続けながら、その一端を少しでも担っていければと思います。
〔担当:の〕