日々のオガール
オガールとは
2012.01.16
今年の紫波の冬は、驚くほど雪が少ない分
頬をきる風と寒さが身にしみて、あたたかいものが恋しくなります。
キラキラと輝く金平糖が、はらはらと舞う雪を彷彿させてくれる紅茶。
ボルロッティ農家の方から頂いたもので、甘い香りが心と身体をあたためてくれます。
初詣のときに出逢った犬。
雪がなくても元気にしているかしら。
雪の少ないオガール地区では、繊細でダイナミックな木造建築が
今日も職人さん方の手によって築き上げられています!
〔担当:の〕
2012.01.13
昨年12月6日、官民複合施設「オガールプラザ」の構造を担当する
東京大学准教授で稲山建築設計事務所主宰の稲山正弘様と東京大学特任助教の蒲池健様
設計を担当する近代建築研究所の松永安光様が来町され
その際に、先日ブログでご紹介した「オガールプラザ」の建方現場見学会を開催することが決定しました。
工事現場を確認された松永様、稲山様は
「建方を担当する<遠野グルーラム>さんの技術は、本当に素晴らしい。
この木材の加工技術は、日本、世界に誇るべき“岩手の誉れ”である。」
とお話されていたのが、大変印象的でした。
9日には、東京大学教授の松村秀一様、首都大学東京教授の深尾精一様にもご来町頂き
「住宅に用いられる部材と建設技術で、これだけの大規模な木造建築を作ることができるのだと
参加した多くの方が感銘を受けたのではないかと思う。」
「架構技術とデザイン、防災基準を満たす建築などのハード面と
公民連携などのまちづくり手法のソフト面が融合しているからこそ
興味深いプロジェクトとなっていると思う。」などと、ご感想を頂きました。
参加された150名以上の皆様は、この木造の大空間の中で
どんなことを想い、考え、天を見上げていたのでしょうか。
市民の皆様やプロジェクトに興味を持って下さっている皆様にも
「オガールプラザ」の木のぬくもりやあたたかさに触れて頂く日が
一日も早く来てほしい、と心から感じた一日でした。
〔担当:の〕
2012.01.12
今日は、紫波中央駅前パークアンドライド駐車場側から「オガールプラザ」を見てみました。
駐車場から出てくる車のライトさえ、「オガールプラザ」を照らす光のようで
いつもと違う角度から見ると、何事も新鮮に思えます。
どんなときも、目の前に見えることだけではなく
その奥にある真実に、少しでも近づきたいと思うのです。
今は見えないことだらけですが
工事現場の仮囲いが取れたとき、ここからどんな景色が見えるのか
私は「明日」に、期待し続けたいと思います。
〔担当:の〕
2012.01.11
本日、「紫波マルシェ会員初会合及び作付け計画検討会」を開催いたしました。
昨年、産直「紫波マルシェ」の生産者及び商工業者の募集説明会を行い
町内にお住まいの203名の皆様にご入会頂きました。改めて御礼申し上げます。
今日は、約170名の会員の皆様にご参加頂き
弊社マルシェ開発部長の佐々木から、「紫波マルシェ」の運営や出荷などについて説明を申し上げました。
また、「本年度の新規商品及び人気商品の紹介について」と題して
株式会社佐藤政行種苗営業課長の佐藤文俊様よりご講演頂き
6月のオープンに向けて、皆の気持ちがより一層高まった時間でした。
挨拶にて弊社代表取締役の八重嶋から申し上げたことですが
紫波マルシェの会員の皆様と私たちは、言わばひとつのチームです。
これから一緒に紫波の農業を盛り上げていくことができれば嬉しく思います。
平成24年3月31日までは、現状の条件で入会受付を継続しますので
興味をお持ちの方は、お気軽にオガール紫波㈱までお問い合わせください。
皆様、産直「紫波マルシェ」のオープンを楽しみにしていて下さいね♪
〔担当:の〕
2012.01.10
昨日、官民複合施設「オガールプラザ」の建方現場見学会が行われました!
「オガールプラザ」の設計を担当する近代建築研究所の松永安光様が
代表を務められている<HEAD研究会>が主催となり
建築の構造に携わる著名な方々をはじめ、全国から150名以上の皆様が参加されました。
現場を見学する前に、構造を担当する稲山建築設計事務所の稲山正弘様から
「オガールプラザ」の構造についてご説明頂き
会場となったJR紫波中央駅の待合施設は、参加された皆さんの熱気に包まれていました。
いよいよ現場見学!
松永様と稲山様に直接ご説明頂きながら現場を見学するという、知的で贅沢な時間。
大空間の中で、木材の色と香り、構造美と先生方の言葉に惹きつけられ
五感をフル稼働させ、見学される皆さん。
多くを語ることなく、何かを感じ取ろうと夢中で上を見つめ続ける・・といった様子でした。
私は、その皆さんの眼差しに強く惹かれ
木のぬくもりと皆さんの姿勢が、紫波の寒さを忘れさせてくれた時間と空間でした。
全国各地からお越し下さった皆様、本当にありがとうございました!
〔担当:の〕
2012.01.07
明日は「七草粥」。
早いもので平成24年も明けてから一週間が過ぎてしまいました。
「年明け」をどう捉えたらよいのでしょうか、などと今更言うのもなんですけれど……。
「去年今年貫く棒の如きもの」は高浜虚子の俳句です。
棒とは信念(新年のダジャレではありません)であって、変わらぬ強い志を持続させることを表現したものであるといった評価もあるようです。深く解釈が出来ない自分などは、単純に、前後変わらず前年からただ真っ直ぐ連続しているだけだと言っているのではないか、などと……。
ともあれ、例年、年末からのお定まりのスケジュールをこなしているうちに新年もどんどんと進んでいきます。
それでも「ああ、年が明けたのだ」「新たな一年が始まるのだな」と意識付けしている自分がいます。
毎日の日課である我が家の老犬の散歩(この犬については後日紹介させていただきます)では、昨日(=去年)とおんなじ道を歩いていても「この凛とした新年の空気感は格別だ」「早朝の静寂感は新年をおいてほかにはない雰囲気だな」なあ~んて、風景も含めて感覚が研ぎ澄まされているのではないかといった錯覚に陥っています。
それは、「敢えて申し上げれば…」ということであって、やっぱり自分に言い聞かせているだけのことかもしれませんし、そんな思いが新年なのかもしれません。
一休宋純が詠んだとされる歌に「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」というのがあるそうです。
生きればいつか死を迎えることになります。新年を迎えて浮かれてばかりもおられませんよ、と。
好むと好まざるに関わらず確かに年は進んでいます。そして等しく死に向かっていると言うことでもあります。
正月を迎えての節目に戯言を並べてばかりではダメですね。
一休さんの歌ではありませんが、どうしても「その時」が来るのです。
例年、お定まりの、所謂、恒例のスケジュールはあるでしょうが、例年と違う変化も必ずあります。
その意味では今年も「例無き世」の一年を過ごしていかなければなりません。
今年は、恒例のことはさておき、弊社も私自身も前例のない、新しいものだらけの一年が立ちはだかっています。
新年に向かって期待と不安が入り混じりながら溢れています。
オガールプロジェクトは、昨年の「岩手県フットボールセンター」開場に引き続き、今年は「オガールプラザ」の建設事業を経て、いよいよグランドオープンからランニングへと入っていく「その時」を迎えます。
オガールプラザの多くの事業パートナーとの連携、産直「紫波マルシェ」とその関連事業の展開。そして、今後のプロジェクトの企画事業など、いずれも試行錯誤の連続でしょう。
しかし、弊社の思いと多くの皆さんの期待とが合致したエリアへと成長していかなければなりません。
皆様方の声援と参加と、叱咤激励をお願いいたしたいものです。
一昨年末の大雪に比べると、今年は雪の障害の無い年末年始を迎えました。
オガールプラザ建築工事にとってもあり難い天候です。
このままで推移するとは到底思えませんが、まずは、工事がアクシデントなく計画どおりに進んでくれるよう、紫波の天候の予兆役である西の山を睨んでいます。
本年もよろしくお願いいたします。
〔担当;G〕
2012.01.06
元旦には必ず、地元の神社へ友人と初詣に行っています。
色々なことが長く続かないタイプなのですがその友人とだからでしょうか、
あるいは「苦しいときの神頼み」・・なのか、かれこれ15年以上になります。
今年は、地元の神社も含めて3ヶ所で参拝いたしました。
「志和稲荷神社」は多くの初詣客の皆様で賑い、駐車も含めると約3時間ほど待っての参拝となりました。
出店も多く立ち並び、「花より団子」のオガール娘。は新年早々舞い上がっておりました!
「志和稲荷神社」では、産直「紫波マルシェ」を含む「オガールプラザ」の「商売繁盛」を祈願。
そして、オガール地区の「薬師神社」では、工事の安全祈願と
「オガールプロジェクト」を見守って下さるようにお願いいたしました。
今年は、神様にお願いするばかりではなく
この身体と志で着実に前に進みたい、と強く思っています。
〔担当:の〕