日々のオガール
オガールとは
2012.02.16
官民複合施設「オガールプラザ」、中央棟、東棟、西棟の建方工事が終盤を迎え
建物の全体像がはっきりと見えるようになってきました。
町内の農村部に多く存在する牛舎のマンサード屋根を模した「オガールプラザ」の屋根。
今日は、この屋根がどのようにして組み立てられているかをご紹介します!
紫波町産材の木材は遠野の工場を経由し、オガール地区でマンサード型に形作られ
その部材は、ひとつひとつ巨大なクレーンで持ち上げられ、地上約13メートルの位置まで運ばれていきます。
下の写真のように、先端部を大工さんがロープを引きながらゆっくりと静かに操り
所定の位置まで運んでいきます。
写真から、屋根の部材の“存在感”がお分かり頂けるでしょうか。
ダイナミックであり、繊細に、美しく描かれるマンサードの輪郭。
安定感、安心感、懐かしさがあり、且つあたたかみも感じる-、
木材だからこそ、大工さんの技術だからこそ実現できる、
紫波の普遍的な親しみある新しい風景。
2月26日(日)「オガールフォーラム」の午後の現場見学会では
この新しい風景を、デザイナーの皆さんと共に間近で見ながら
プロジェクトを支える全ての方が建築に込めたメッセージを感じることができます。
きっと誰もが、鼓動を感じるはず。
是非、ご参加ください。
屋根のお話は、次回へと続く・・!
〔担当:の〕