日々のオガール
オガールとは
2012.05.26
今週の月曜日のこのコーナーで紫波中央駅からのオガールプラザやオガール広場の写真が掲載されましたが、ご覧いただけましたでしょうか。
この写真を社内で見たとき、一瞬、何処の風景なのかと訝しく感じました。が、工事中の仮囲いが取り払われたための戸惑いの結果でした。
それにしても、今までの我が町には見られなかった新しい風景に感慨も一入のものがありました。
そんなことから、アングルを少々変えて、再度お届けします。
これまでの紫波町にはなかった新しいロケーションの出現です。
都市的な雰囲気の中にも良好な環境が醸し出す空気感みたいなものを感じるのは私ばかりでしょうか?
ですね、私の贔屓目でしょう、きっと…。
紫波中央駅前のオガールエリアは、町内各地域はもとより、町外も含め、情報や人、物資の交流結節点としての役割も求められています。
新しい風景が日常のもとして定着していくにつれて、オガールエリアの役割もまた着実な成果を上げていくことでしょう。また、そのように努めて行かなければ、と思っています。
紫波マルシェも新しい形に整ってきました。
天井までの空間が高く、広いせいでしょうか、売場面積が数字上のイメージよりも狭く感じられています。
生鮮産物がところ狭ましと並んだときの印象はまた違ってくることでしょう。
空間と密着感が、買い物をする皆さんにとって心地よいものであって欲しいと願っているところです。
紫波マルシェは、来週5月30日、福島県の古殿町の「道の駅・ふるどの・おふくろの駅」と姉妹産直の締結式を行います。
姉妹産直というのはそれほど新しい形ということではないでしょうが、ご縁が深い両町の産直が情報や産物の交流を図りながら、共によりよい事業展開を目指していこうというものです。
紫波町と古殿町との縁とは…。
以前から紫波町と同町出身者と関わり、お付き合いがあったのですが、公式には平成17年4月15日に「大規模災害時の相互応援に関する協定書」を、そして、平成18年9月19日には「姉妹都市盟約書」を交換し、現在に至っています。
この間、紫波町の産業まつりの応援のために同町の「流鏑馬」一行が来町し、見事な演技を披露してくれたこともありました。
このたびの姉妹産直間ではどんな新しい形の関係が生まれるのでしょうか。
因みに、私個人的には同町の産物であるマルマン醸造の味噌を愛用しています。およそ10年になるでしょうか、美味しいですよ。
遠隔地間の風土や文化がもたらす農林産物のリレー出荷をはじめ、人材の交流、町づくりなどの情報交換もあるかもしれません。
お互いの町の特徴を生かし合いながら友好な交流が図られていけたならいいなと期待したいと思います。
ハードもソフトも日々新たに生まれ出るオガールエリアは、あと1カ月弱で新しい形が加わります。
この形をどう利用していこうか。
私ども当事者はもちろんよりよいものを目指して参りますが、より大切なのは、ここに集う多くの皆さんの思いと知恵です。それをお借りしながら「共創」で形作っていけたら、と考えています。
オープンが楽しみです。
〔担当;G〕