2016.09.25
紫波町図書館
広場の木々もほんのり色づいて
あっというまに秋っぽくなってきました。
秋といえば読書、読書と言えば紫波町図書館!
実はこの図書館、特別な図書館だって知ってました??
紫波町図書館ができてから4年、
紫波町の人口は3万人ほどですが、なんと来館者は累計82万人以上。え、何倍?!
NHKで紹介されたり、視察も多く、小泉進次郎地方創生担当政務官(当時)もいらっしゃったんですって!
そして今年、「従来の図書館イメージを覆す図書館サービスを提供し、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関を評価するもの」である、Library of the Yearの優秀賞に選ばれたそうです!
すごい!すごすぎる!
いわゆる図書館って、シーンとしてるイメージがありますが、ここではほんのり音楽が流れています。
入ってすぐは児童図書のコーナーですが、靴を脱いで上がれるスペースが有り、
お友達や家族ときゃっきゃしながら本を読む子どもたちがいます。カウンター近くでは、司書さんたちが挨拶してくれます。
なんと持ち込みで飲食もできちゃって、堅苦しさがなく、もう空気感が、いわゆる普通の図書館ではありません。
読んで調べておしゃべりして。まさに「本を楽しむ場所」ってかんじ。
ちょうどまんなかあたりには、毎月内容の変わる企画展示のコーナーがあります。
司書さんが図書館から出て地元の人たちと話をしながら作っていくという、興味深い展示です。
ただテーマに沿った本を並べるだけではなく、自由研究のようなまとめが書いてあったり、
模型が作られていたり、国体特集のときは自転車まで飾ってあったり!
来てくれる人を待つだけの図書館ではなく、まちに出ていって、まちと繋がる図書館なのですね!
またイベントも沢山で、毎月のように開催されています。
お話をきいたり、本を使って調べ物をするのはもちろん、
トークショーやワークショップ、時には図書館の外に出かけて行くこともあり、
図書館の可能性にちょっと感動します。
大人におすすめなのは、非日常な空間を楽しめる「夜のとしょかん」シリーズ。
たとえばこんな感じ。
「夜のとしょかん 第8夜」
明かりを全部つけず、ライトで演出された夜の図書館にはいるというだけでちょっとドキドキですが、
著名なゲストや、お酒を飲みながらおしゃべりできる、斬新な企画です。
毎月行われているので、ぜひ一度覗いてみてくださいね!